USJで初の「バック・トゥ・ホグワーツ」開催 舞台版“ハリー・ポッター”吉沢悠、コラボ実現に「幸せ」
ORICON NEWS / 2024年9月2日 7時34分
大阪にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン内にオープンして今年で10周年を迎えた人気エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」で9月1日、魔法学校の生徒たちが新学期にホグワーツ魔法魔術学校へ戻る日を祝う特別イベント「バック・トゥ・ホグワーツ」が初開催された。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でハリー・ポッターを演じる吉沢悠が駆けつけ、当選した“934人”のファンと“新学期”の訪れを祝った。
【動画】USJ内で初披露されたワンドダンスやトーク映像
「バック・トゥ・ホグワーツ」は、J.K.ローリングの小説「ハリー・ポッター」シリーズの世界において、9月1日はホグワーツ魔法魔術学校の新学期が始まる日。生徒たちが戻ってくることから、「バック・トゥ・ホグワーツ」と呼ばれ、世界中のハリー・ポッターファンが皆でお祝いする日として知られている。各地でイベントが開催されており、「ハリー・ポッター」シリーズ発祥の地であるイギリスでは、毎年ロンドンのキングス・クロス駅に多くのファンが集まり、この日を祝っている。
今年は、初めて日本にある「ハリー・ポッター」3大施設(舞台、スタジオツアー、テーマパーク)の初コラボレーションも実現。「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」では、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の「ワンドダンス」の特別披露も行われた。
人間界から魔法界へと移動する「ホグワーツ特急」の乗車ホーム「9と3/4番線」にちなみ、934人の当選者限定の企画となった「バック・トゥ・ホグワーツ」は、パークの通常営業終了後に幕を開けた。集まったファンは、「ハリー・ポッター」にちなんだ思い思いの仮装で来場し、エリアやショップ、アトラクションなどで、新たな“魔法史”を存分に楽しんだ。
中でも「ワンドダンスショー」は、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でおなじみのダンス・エンターテイメントとして知られており、今回のコラボレーションだからこそ実現した特別なエンターテイメントに、ファンは大熱狂。
吉沢も「ハリー・ポッターの世界を体験できる場所が3つもあるのは、世界でも日本だけなんです。このようなコラボレーションの場にいられることが、とても幸せです」と喜びでいっぱいの様子だった。
現地を訪れた大阪府の20代女性は、「1年で100回くらい来ているエリアですが、今日は特別な雰囲気を感じますし、10周年の特別な年にいろいろなイベントがあって本当にうれしいです。まだ舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を見に行けていないので、特別な『ワンドダンスショー』も初めて見て最高でしたし、ぜひ舞台にも行ってみたいなと思いました。秋から始まるデス・イーターのイベントも楽しみにしています!」。
「このイベント開催を知ったときに『絶対に行こう!』と申し込み、無事当選し、参加できました」という東京から来た20代の女性グループの一人は「私にとって“『ハリー・ポッター』は人生”と言っても過言ではない作品で、『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京』もオープン初日に行きましたし、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』も、もちろん行きました。大好きな3つの施設がコラボレーションした特別なイベントに参加でき、しかも帰りたかったホグワーツに帰ってくることができて超興奮しています。パーククローズ後のエリアを楽しめるという贅沢さが最高でしたし、『ワンドダンス・ショー』も舞台とは違った迫力があって、本当に楽しかったです。これからも魔法史をどんどん塗りかえていく体験を楽しみたいです」と語るなど、原作シリーズ第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』の日本語版の発売(1999年12月)から25周年を迎える今も多くのファンに愛されていることがうかがえた。
東京都練馬区にある「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキン
グ・オブ・ハリー・ポッター」でも「バック・トゥ・ホグワーツ」のイベントを同日開催。映画「ハリー・ポッター」と「ファンタステック・ビースト」シリーズの制作の裏側を体験できる施設で、昨年6月にオープン。同イベントは2回目の開催となった。施設内でホグワーツ特急が“停車”している9と3/4番線のプラットホームにファン300人が集まり、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』から、ハリー・ポッター役の平方元基とともに、“新学期”に向かうホグワーツ特急が出発する11時をカウントダウンして記念すべき日を祝った。
■吉沢悠のコメント
毎年9月1日に『バック・トゥ・ホグワーツ』が世界各地で実施されていて、その盛り上がりをうらやましく思っていたんですが、ついに今日、パークで初めて開催され、こうやって多くの方が集まっていることに、ハリー・ポッターファンの皆さんの力をすごく感じています!
そして、10 周年を迎えたユニバーサル・スタジオ・ジャパンにある「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」で、ハリー・ポッターファンの皆さんと、そして舞台『呪いの子』のキャストのみんなと一緒に、今日という日を迎えられたことを、本当にうれしく思います。
ここは、“360 度どこを見ても魔法界”という圧倒的スケールですね。舞台でも、こんな風にホグワーツ城を見るシーンがあるんですが、これを体感できるのがすごいなあ!と。まさに今、圧倒されています。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」、そして、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにある「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」と、ハリー・ポッターの世界を体験できる場所が3つもあるのは、世界でも日本だけなんです。今日は、3大施設のこのような素晴らしいコラボレーションを日本で体験できて、我々も舞台『呪いの子』を上演している中で、このようなコラボレーションの場にいられることが、とても幸せです。
「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」も、これからさらに進化と成長を続けると聞いています。これからも、ここで「魔法史に刻まれるような成長」を皆さんで一緒に体験してもらいたいです。私たちも、舞台のロングラン公演が続きますので、皆さんに超感動・超興奮をお届けできるよう成長していきたいと思っています。ぜひ舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』にも足を運んでいただけたらうれしいです!
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