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菊池風磨“寡黙な上司”役で笑顔&アドリブ封印 ヒロイン・久間田琳加は25センチ断髪「自分が自分じゃないみたい」

ORICON NEWS / 2024年9月3日 5時0分

オシドラサタデー『私たちが恋する理由』に出演する菊池風磨、久間田琳加(C)テレビ朝日

 3人組グループ・timeleszの菊池風磨が、10月12日スタートのテレビ朝日系オシドラサタデー『私たちが恋する理由』(毎週土曜 後11:00)に主演することが決定した。人気コミックの初映像化で、ヒロインには久間田琳加が起用。久間田は原作キャラクターに近づけるべく、ロングヘアを25センチ断髪して挑む。

【写真】菊池風磨が“笑顔封印”りんくまとラブラブショット

 今作は、電子書店で3000万viewを突破したma2氏による漫画『私たちが恋する理由』(シュークリーム『OUR FEEL』連載)。年齢を重ねるごとに、いろいろ考えてしまって踏み出すことに臆病になる大人の恋。それでもどうしても恋してしまう―オフィスを舞台に菊池や久間田をはじめ6人の男女が繰り広げる、じれったくもほろ甘い“大人のピュア恋”を描く。



 菊池が演じるのは、営業部の課長・黒澤智也(33)。感情をあまり表に出さず口数も少ないうえ、回りくどい言い方が苦手で口を開けばハッキリとした物言いをするため、冷たい印象で周りからは怖がられることもしばしば。わずらわしい人間関係の火種になりそうな“恋”とは距離を置いていたはずの黒澤に、部下の森田葵(久間田)が変化をもたらす。

 菊池にとって同枠の3作品目となる今回、満を持してテレ朝ドラマ初主演を飾ることに。“笑わない”寡黙(かもく)でクールな上司という、菊池にとってまさに新境地とも言える役柄に挑戦。魅力あふれる“笑顔” を封印するだけでなく、さまざまな作品で視聴者をクスッと笑わせてきた“アドリブ”も禁止された。

 一方、久間田が演じるのは、菊池演じる黒澤の部下で入社3年目の森田葵(25)。責任感が強く努力家で弱音を吐くことが苦手。葵はある出来事をきっかけに黒澤に惹(ひ)かれるが…高身長であることがコンプレックスとなり、自分に自信がなく恋愛には臆病なキャラクターを演じる。

 菊池と久間田のビジュアル撮影ではさっそくバックハグしたり、顔を寄せ合ったり…2人の甘い空気にスタジオをキュンで包み込む。途中、照れた菊池の笑いが止まらなくなる場面も見られるなど、和気あいあいとした雰囲気で進行した。

■出演者コメント

▼菊池風磨

――この作品に出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

ラブストーリーのお話が来ると思わなかったので、少し驚きました。また、「ふざけちゃダメです」と言われて(笑)。毎回ふざけているつもりはないのですが、笑うことすらあまりない役のため、自分の中では非常にハードルが上がっているなと思っています。けれども、今までにない感じがお見せできたらいいなと思いました。

――オシドラ枠3度目のご出演にして、テレビ朝日のドラマでは初主演となります。本作にかける意気込みをお聞かせください。

僕はオシドラ枠が誕生した最初の作品に出させてもらっているので、勝手に自分の中で思い入れがあるんです。そこで主演をやらせてもらえるのは、ありがたい気持ちもありますし、身が引き締まる思いです。ただ、これがテレビ朝日さんでの初主演なので、後々残って、何かあるごとに引っ張り出されるのがこの作品なのかと思うと、緊張してちょっと眠れないです…(笑)。

――原作を読んでいかがでしたか?

登場人物みんなが本当に愛おしくて、応援したくなります。全員が優しくていい人たちなので、大変すてきな世界観だなと感じました。キュンキュンするシーンもとても綺麗に描かれているので、僕たちもリスペクトを持って、すてきなシーンをたくさん描いていけたらいいなと思っています。

――今回演じられる黒澤智也という役柄への印象はいかがですか?

今回演じる黒澤はクールで仕事もできる一方、恋愛に対してなかなか一歩を踏み出せず、素直になれないところが丁寧に描かれているため、かわいらしいなと思っていて。あまり笑わず表情に出なくても、内側からにじみ出る性格やかわいらしさ、人としての愛おしさのようなものを丁寧に演じられたらなと思っています。自分との共通点は…全部ですかね!かっこいいですから!

――基本は笑わない、仏頂面で演じる役柄ですが、笑わずにいられる自信はありますか?

それはもう、役ですから!いや…たぶん笑っちゃうと思います(笑)。アドリブもダメらしいのですが、それは大丈夫だと思っています。ただ、オシドラの前の作品に出演している渡辺翔太が「お前、大丈夫か!?」って心配していました。会うたび、2回に1回は言われているんです。

――久間田さんの印象はいかがですか?また、髪の毛を25センチ切って撮影に臨まれますが、その意気込みをどう感じますか?

最初にお会いした時、年下のようなかわいさもあれば、大人のようなシュッとした感じのどっちも共存している印象を受けて、葵ちゃんにぴったりだなと感じました。髪の毛をバッサリ切って挑まれますが、本当にすごいですね。身が引き締まります。僕が2センチ切ったらたぶん、坊主ぐらいに…うわぁ、「切る」って即答できないです。

――これからクランクインを迎えますが、撮影現場で楽しみにしていることなどはありますか?

物語では6人の男女の恋模様を描いて、いろんな矢印が向いていますが、撮影現場でもどういう感じになるのか楽しみです。例えば、誰かちょっと天然な人がいるのかなとか、どういう人間関係が築けるのかななど、ドラマの表でも裏でもワクワクしています。

――最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

秋の夜長にぴったりなキュンキュンをお届けしたいと思いますので、皆さん、ぜひ楽しみにしていただけると幸いです。

▼久間田琳加

――この作品に出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

とてもうれしかったです。これまで働いている女性を演じたことがあまりなかったので、そこは自分にとって挑戦だなと思いました。これから撮影に入りますが、どういう感じになるのか、ワクワクした気持ちでいっぱいです。

――テレビ朝日のドラマ初出演となりますが、本作にかける意気込みをお聞かせください。

私は、髪の毛を25センチぐらいカットしたというのが、今回の意気込みの1つです。この気合いを忘れず、最後まで駆け抜けたいと思っています。

――原作を読んでいかがでしたか?

とてもリアルだなと感じて、本当にこういうことが起きたら自分もドキッとしそうだなと思いました。それぞれの心の揺れ動きが、皆さんに共感していただけるかなと感じたので、演じる時も心情を丁寧に描いていけたらいいなと思っています。

――今回演じられる森田葵という役柄への印象はいかがですか?

葵は控えめというわけではなく、突然大胆になったり、かっこいい面もあり、かわいらしい面もある、いろんな表情を持っている子だなと思いました。葵の中でコンプレックスがありますが、それがどんどん溶けていく感じに、温かい気持ちと同時に、とても親近感を感じられる役だなと思いました。また、高身長という役なので、自分自身「伸びたい」と念じながら過ごしています(笑)。

――ドラマご出演のために髪を25センチカットされると決めた時のお気持ちをお聞かせください。

この役を演じると決まった時に「切りたい!」という気持ちが前面に出てきて、即答しました。あまりの即決にマネージャーさんが心配になるほどで(笑)。それぐらいの気合いで挑みたいと思いました。ただ、切ったばかりなので、この姿で初めてカメラの前に立った時、映る自分が自分じゃないみたいでした。ちょっとまだ慣れず、鏡の前に行ってもびっくりしちゃいますね(笑)。

――初共演される主演の菊池風磨さんの印象はいかがですか?

菊池さんはイメージしていた通りと言いますか、本当に面白くて、場をすごく和ませてくださって、私が緊張しいなところがあるので、とても心強いです。でも、撮影に入ったらアドリブとおふざけ禁止とお聞きしていて、スタッフさんから「もし菊池さんがなにかされたらタレ込みしてください」と言われています(笑)。そんな中で菊池さんがどういう感じで演じられるのか、とても楽しみです。

――これからクランクインを迎えますが、撮影現場で楽しみにしていることなどはありますか?

“おふざけ禁止”で“アドリブなし”とお聞きしているので、菊池さんをはじめ、皆さんがそれを守り通せるのか、どのような現場になるのか、楽しみです。

――最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

六者六様の男女の“大人のピュア恋”は、いろんな方に共感していただけるドラマになると思います。毎週楽しみにしていただけるよう頑張りますので、皆さん、ぜひよろしくお願いします。

■ma2氏(原作) コメント

ドラマ化してくださることになり、光栄でした。ドラマを通じて、原作を読んでみようと思ってくれる人が増えてくれたら幸いです。
私自身、黒澤のキャラクターをつかめたのも連載が始まってだいぶ経ってからなので、きっと菊池さんもキャラをつかむのにご苦労されるかと思いますが、だからこそ
菊池さんが演じる黒澤が楽しみです。また、久間田さんは役作りのために髪を切ってくださったこと、挑戦してくださったことに感謝しかないです。ぜひ、のびのび演じていただきたいです。
原作のシーンを活かしながらも、また違う時間軸で進むストーリーに私自身わくわくしています。ドラマならではの奥行き感やキャラの関係性など、原作にはない新たな魅力にも注目していただきたいですし、ドラマでしか味わえない温度やセリフの間など、みなさん一緒に楽しみましょう。

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