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山田尚子監督『きみの色』釜山国際映画祭出品&韓国プレミア決定

ORICON NEWS / 2024年9月3日 17時10分

映画『きみの色』(公開中)(C)2024「きみの色」製作委員会

 『映画けいおん!』(2011年)、『映画 聲の形』(16年)の監督を務めた山田尚子の完全オリジナル長編アニメーション映画『きみの色』(公開中)が、韓国で開催される「第29回釜山国際映画祭」(10月2日~11日)アジア映画の窓部門に正式出品が決定。韓国プレミア(初上映)となる。山田監督と日暮トツ子役の鈴川紗由が舞台あいさつに登壇する予定。鈴川は国内外含めて自身初の映画祭への登壇となる。

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 1996年に創設され、いまやアジア最大級映画祭として注目集める釜山国際映画祭。国内外の約300作品(ワールドプレミア約100作品)が上映され、来場者数は約20万人を記録する。『きみの色』がが選出されたアジア映画の窓部門は、さまざまな視点とスタイルを持つ、アジアが誇る才能豊かな映画監督たちの優れた作品を紹介する部門で、過去には吉田恵輔監督作『愛しのアイリーン』(2018年)、瀬々敬久監督作『楽園』(19年)、沖田修一監督作『おらおらでひとりいぐも』(20年)などが選出されている。



 同部門には、最優秀賞として「キム・ジソク賞」が設けられている。映画祭の創立メンバーで、アジア映画の成長に尽力した故キム・ジソクさんの名を冠し、アジア映画の現代的地位を反映した最も魅力的な映画を称えるために2017年に制定された。「第22回」で吉田大八監督の『羊の木』(18年)が受賞している。

 山田監督は同映画祭での韓国プレミア上映決定を受けて、「映画祭の規模が大きすぎて想像がつきませんが、とても光栄なことで、とにかく楽しみたいと思っています。舞台挨あいさつは鈴川さんと一緒に、映画を楽しんでつくったエピソードや、今回オリジナル作品で観客の皆さんも未知数な部分があると思いますので、少しでもリラックスして観ていただきたい、というお話ができたらと思っています」と期待を寄せている。

 鈴川は「オーディションから始まり、監督やキャスト、たくさんのスタッフさんが一丸となって作り上げた『きみの色』が釜山国際映画祭で上映されることがとても光栄です。また私自身初めての映画祭に監督と登壇できること心からうれしく思います。国境を越え、観た人に感動や勇気を与えてくれるアニメーションの力は素晴らしいものだと改めて感じています。全世界の方に『きみの色』の鮮やかで美しい色と音楽をお届けできる日を楽しみにしています」と喜びを伝えている。

 上海国際映画祭で最高賞にあたる金爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞している本作は、高校生のトツ子と、同じ学校に通っていた少女・きみ、街の片隅にある古書店で出会った音楽好きの少年・ルイがバンドを組むことになり、それぞれが誰にも言えない悩みを抱えながらも音楽で心を通わせていく“青春×音楽”の物語。

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