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『ラブ トランジット』シーズン2、価値観に影響を与えあった10人の恋と友情 女性メンバーがホカンス振り返る座談会

ORICON NEWS / 2024年9月9日 12時0分

『ラブ トランジット』シーズン2に参加した(左から)ゆづき、ミヅキ、もも、ゆきこ、エリカ (C)ORICON NewS inc.

 Prime Videoで配信中の恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』シーズン2。過去の恋か、次の恋か。元恋人たちがホカンス生活を通して究極の2択で揺れ動くさまが話題を呼んでいる。このほど、女性参加者のエリカ、ミヅキ、もも、ゆきこ、ゆづきが再び集まり座談会を実施。ORICON NEWSでは、その模様を動画インタビューで届ける。

【動画】『ラブ トランジット』2、男性メンバーがホカンスを赤裸々に振り返る

※以下、『ラブ トランジット』シーズン2の全話のネタバレを含みます

 今回集められたのは、交際期間も破局理由もさまざまな男女10人のペア。約1ヶ月のホカンスでの生活を通じて、自分のXが誰かは伏せたまま、異性とデートを重ね、過去の恋と新たな恋に向き合っていく。最終話では、料理研究家のももと美容師のマサヤ、会社員のまさとと歯科衛生士のゆきこが復縁を選び、カップル成立となって幕を閉じた。



■ミヅキの“うっかりミス”で早々にXが発覚「『どこで仲良くなったの?』って(笑)」

――再会を振り返っていかがでしたか。

ゆきこ:緊張しなかったです。みんなはした?

エリカ:自分の緊張というより向こう(X)が話せるかなって心配があって。

ゆきこ:相手は緊張していたけど私はしてなかった。久しぶりに再会できるって楽しみだった。どんな人になっているのかな?って…。

もも:私は距離を感じた。前のXじゃないなって。よそよそしいみたいな~。

ミヅキ:気まずかったし、会ってみたら最初は敬語だったから『あれ?』みたいな。

エリカ:私はそんなに久しぶりではなかったので、途中から普通にカフェでお茶してる気持ちになっていました(笑)

――その後の生活では、元恋人の相手をバレないようにしないといけませんが、不安はありましたか?

ゆづき:不安はなかったです。

ミヅキ:不安はなかったけど私が一番、顔に出ていました(笑)

エリカ:結構、私は感情が表に出やすいので、できる限りの努力はしたつもりです。

――みなさんのなかでX同士のペアはある程度予想できていましたか?

エリカ:私はめっちゃ、早く予想できました!序盤でわかって全部あたってました。

もも:部屋に帰ったら携帯のメモに誰と誰、理由を書いてました(笑)。ミヅキは紫(復縁希望)か…?違うか、って(笑)

ゆづき:なにも考えてなかったかもしれない(笑)

エリカ:ミヅキとスンギがX同士であることはすぐにわかりました。手紙の内容が結構印象的で、スンギとミヅキがペアっぽいなって一番最初に思ったかも。

もも:私も(スンギとミヅキのペアが)一番最初にわかったかも?ご飯を作っていたら『スンちゃん』とか呼んでいて…『どこで仲良くなったの?』って(笑)

ミヅキ:言ったあとに『あ…』と思って、そのあと『スンギさん』とか言ってた(笑)

――ももさんは、Xであるマサヤさんの態度から自分が元恋人であることが周囲にバレそうだなと思ったとのことでしたが、ほかの方々はいかがですか。

ゆづき:私はあんまりバレそうだなと思ったことはなかったです。

ゆきこ:私はそんなにXの視界に入ってなかったと思う。だから絶対バレてないなってお互いに思っていました。

ミヅキ:でもマサヤくんはわかりやすかったかも(笑)

もも:だからバレそうだけど大丈夫?(笑)って。みんな気を遣うんじゃないかなって思ってた(笑)

一同:わかりやすかったよね。

――逆に一番わかりにくかったペアはいらっしゃいますか。

もも:私はゆきちゃんとまさとくんのペア。

ミヅキ:(エリカのXである)たかあきくんもわからなかったよ。たかあきくんはみんなでいる時はつかみどころがなくてふわふわしている印象で、エリカちゃんに対してもみんなと同じように接するから。

エリカ:たかあきに関してはバレないかもって思っていたけど、私がバレちゃう(笑)。向こうは結構ツンツンするタイプだから、たぶんバレないだろうなと。

――エリカさんはお菓子事件がありましたね。

エリカ:はい(笑)。ああいう感じで私の方が(行動でXが)バレちゃうんだろうなという予測をしていて、やっぱりやっちゃいました(笑)

――男性メンバーいわく、あれは本当にお菓子が食べたかったんだと思ったらしいです。

ゆきこ:私もそう思った(笑)

エリカ:違うよ~(笑)。もっと根深い理由があるんです。

ゆきこ:『かわいい~』って思って(笑)。私もこういうかわいさを見習いたいなってくらいに思ってました。

■ゆづき、もも&ゆきこに感謝「自分が自分のままでいいんだと思えるきっかけ」

――元々女性メンバーに最初のパーティーで、復縁を希望する紫のチューリップを選択した方はいなかったですが、ホカンスに参加する前は復縁は頭になかったのでしょうか。

ゆきこ:復縁よりも新しい恋愛を目指して参加しました。

一同:うんうん。

――でも、自分のXが別のメンバーとデートに行くのは複雑な気持ちはあった?

エリカ:なかったということはないですけど…って感じですかね。

ゆきこ:最初は全然複雑な気持ちはなくて、応援していたから戸惑いもなかったし、『見る目あるなぁ』くらいに思っていました。

――印象に残ったデートはありますか。

ミヅキ:ボルダリング(笑)。たかあきくんよりできちゃって、彼がすねちゃって…(笑)。人生で初めてボルダリングをして『こんなにきついの?』って。途中2人ともイライラして、どっちができるかって言っていたのが、たかあきくんは手足長いから不利になっちゃったんです。私ができたら『…』みたいな。それでそのまま夜のサウナデートに行って(笑)

もも:一番(配信で)見たいかも(笑)

ゆづき:私はX(セカイ)としたサップデートです。付き合っていた頃がコロナの時期だったので、あまり外に出ることができなかったんです。ああいうアクティビティを2人でしたのが初めてだったので、めちゃくちゃ楽しかったです。

ゆきこ:私は沖縄のしゃぶしゃぶ…(笑)。“面接しゃぶしゃぶ”。ぜひ見てください。怖いですから。デートなのになんで私、怒られているのかな?怖い…みたいな。しゃぶしゃぶ大好きなのにコレ食べていいのかなって。

エリカ:“面接しゃぶしゃぶ”は面白いね(笑)。私はお化け屋敷。本当に怖すぎて、終わったあと、怖さのあまり自分で自分の足を踏んで負傷してホカンス中、ずっと足が痛かったんです(笑)。それくらい怖いので、ぜひお化け屋敷行ってほしいです。

――みなさんとても仲良しですが、女性メンバーだけで話したり、仲が深まる機会はありましたか。

ミヅキ:ももちゃんとは話していたよね。

もも:状況が似ているからね。

ミヅキ:4人でもデートに行きました。

もも:ミヅキのXからの話を聞いていたから2人の心境を知っていて、すてきな2人だから個人的に応援したい気持ちがありました。Xが優しい人なので2人をほっとけなかったです。(ミヅキともものXが)“紫(チューリップ)同盟”って(笑)。あれなんなんだろ(笑)

エリカ:私は一番最初にゆきちゃんと2時間くらいずっとおしゃべりする時間があって、人となりがわかって大ファンになりました。

ゆきこ:しかも誕生日も1日違いで年齢も一緒。近いものがあったよね。

エリカ:その時は年齢が言えないから、あとから『え、同い年?』って(笑)

ゆづき:ラウンジで、ももちゃんとゆきちゃんと話したのが一番印象的でした。その時に悩んでいたことを2人が聞いてくれて受け止めてくれたので、それがきっかけでメンバーみんなに対して自分の心を開きやすくなって。自分が自分のままでいいんだと思えるきっかけだったので、2人にすごく感謝しています。

もも:確かにゆづちゃんはそれまで何を考えているのか、結構分からなくて。いつも元気でいつもみんなをハッピーにしてくれる存在だけど、ふとした時に沈んでいるゆづちゃんがいて。あれ?みたいな。みんな仲間だから吐き出そうよって話して、そこで距離が縮まりました。

ゆづき:みんなに対して気も遣っていたし普段の自分とホカンス中の自分の違いがしんどい部分もあって。2人に吐き出したり、Xに相談したことで自分は自分のままでいいんだな、変に気を遣わなくていいんだなってオープンになれました。みんな優しくて私を受け入れてくれるってわかってから、よりホカンスが楽しくなったし、ストレスや不安がなくなりました。

■エリカ、まさとの一言で考えに変化「すごく刺さりました」

――個人的にゆづきさんとセカイさんの関係性がとても印象的でした。ホカンスを通じて、Xのすてきだなと思ったことや、改めて良いなと感じたところはありますか。

ゆきこ:絶対に人のことを否定せずに、必ずすべて1回受け止めて向き合ってくれるところ。人のよさを引き立ててくれるのがすてきなところだなと感じました。

エリカ:最初の手紙にも書いたのですが、付き合っている当初、たかあきがいないところでもたかあきの話題になることが起こっていて。つかみどころはないけどなぜか愛される、すごく不思議な魅力があるんです。ホカンスでも本人がいない時にたかあきの話題になることが結構あったので、改めてこの人は人に好かれる、愛される能力がある人だと感じました。

もも:気付いたら『たかあき、大丈夫かな?』とか、たかあきの話になってたよね(笑)

ゆきこ:たかあきはかわいかった~!かわいがっていました。いろんな相談も受けた気がする。『ゆきちゃんが女性はこうやって扱ったほうがいいからって言ってた』と(私のアドバイスを聞いてくれて)この子ってまっすぐで素直で純粋で…かわいらしい性格だなと思いました。

――エリカさんはまさとさんともデートをしていましたが、(ゆきこさんが挙げていた)まさとさんの“受け入れ姿勢”みたいなところは感じましたか。

エリカ:めちゃくちゃ感じました。まさとくんが『人を変えるというのはおこがましいこと』と話していて、すごく刺さりました。私はたかあきに対して『もっとこうしたらいいのに』とか『そういうのはしちゃダメだよ』とか結構提示しすぎて、関係がもつれてしまうこともあったんですが、まさとくんの自身の話やゆきちゃんとの過去のエピソードを聞くなかで『人を変えよう』ではなくて自分が受け入れて、相手がしてくれることに自分も応えたいという思いがあるすてきな男性だなとデートを重ねて感じました。まさとくんのことをすてきだと思うのと同時にゆきちゃんのこともすてきな女性だという気持ちが強くなり、カップルで“推し”でした。

――ももさんはカップルインタビューでマサヤさんを“アンパンマン”と例えていました。

もも:どんな時も私のXは私を肯定してくれて、誰とデートしてもどんな行動をしてもネガティブなことを言わなかったんです。心の支えになったし、約1ヶ月10人で過ごすと良いこともあるけど、悲しいことや揺さぶられることももちろんあるなかで、Xに対して一番心を開けるし、Xが味方でいてくれることが心強かったなって思い、アンパンマンに例えました。

ゆきこ:居酒屋デートの時に最初から彼の気持ちは聞いていて、その時も彼はすごくまっすぐでした。ホカンスで初めてのデート相手がマサヤくんだったから彼の良さを知って。やっぱり大人だから、周りを見て気遣いもできて他の男性メンバーよりも落ち着いていて本当に優しい人、そして本当に、ももちゃんに夢中なんだなって(笑)。まっすぐだし気持ちにストレートで、男性としてすごくカッコいいと思います。

――ミヅキさんは、スンギさんについてなにか魅力を再確認したところはありますか。

ミヅキ:すごく優しいところが全面的に出ていて、みんなにも伝わっていて良かったです。みんなに優しいところが嫌いだったけど、最終的にはそこを受け入れられて好きになることができました。優しいから好かれるだろうなと思っていたし、みんなと打ち解けるのが早かったので、私もみんなの輪に入りやすい雰囲気になって安心感がありました。

もも:スンギのハンバーグがおいしすぎて(笑)。レシピ聞いたもん。

ゆづき:あれはおいしかったね。

もも:スンギとはキッチンで話すことありましたし、スンギが個人的に心配でした。優しいがゆえに自分を出せないのかなって。Xとセカイくん以外では一番話したと思います。

――そのセカイさんの印象はいかがでしたか。

ミヅキ:セカイくんはわかりやすい人。顔の表情とか(笑)。人間性がめちゃくちゃ出てました。

エリカ:今にも泣くんじゃないかってくらい悲しそうな表情をしている時もよくあったよね(笑)

ゆづき:けっこう感情がわかりやすいと思います。普段は盛り上げ役だから一見わかりにくくみえるけど、よくみていると表情の違いとか声のトーンとか違いがあって…気が付き始めるとめっちゃわかりやすいです。

ミヅキ:あと知識がめちゃくちゃあるよね。

エリカ:そう、なにを聞いても出てくる。

ミヅキ:どの場面でもなにを聞いても『これはね』って返ってくる。

――話してみてギャップを感じた人はいらっしゃいますか。

もも:男性メンバーではまさとくん。最初はオトナのお兄さんのイメージだったんですけど後半からはおちゃらけていて、小学生のノリ?みたいなキャラクターです。でも心が一番ピュアな人。

エリカ:女性メンバーならミヅキかな?最初はちょっと怖いって思っていたけど…でも誰よりもみんなのことみてくれて心配してくれてアツいハートがありました。

ミヅキ:ホカンスでは本当に素の自分でしたね。

もも:お料理も作ってくれて…かわいいんです。『オムライス作った♪ハート描いた♪』みたいな。

――ホカンス生活を経て得たものはありますか。

エリカ:私はスンギとあまり話す機会がなかったんですけど、最後の日の夕食作りで4時間くらいキッチンに立ってくれて。そのお手伝いの時にちゃんと話して…スンギが『俺は、今まで恋愛を軽く考えていて、あまり集中できていなかった部分があった。エリカをみているとすごく恋愛から学んで成長をしてきたんだなと思って、俺も恋愛に対して向き合おうと思ったんだよ』って。2人であまり話していなかったのにそういうふうに見てくれていたことがうれしくて。自分のなかで恋愛に左右されるところがネガティブポイントだったんですけど…自分で自分を肯定できて、あのスンギと話した時間で人生観が変わりました。

もも:私は復縁が本当にありえないという自分の中の固定概念が変わりました。それはXがいたからだけではなくて10人でホカンスを過ごしたから、いろんな価値観を知ることができて29年の考えが変わりました。

ミヅキ:自分の意志ではどうにもならないことがあるとわかっていても『こうしたい』という気持ちがあって、自分の気持ちを相手に伝えていましたが、お互いの気持ちもあるし、第三者がいればズレることもあるなと。自分の気持ちでどうにもならない時は受け入れることを学びました。

ゆづき:自分自身をさらけだしても結構みんな肯定してくれることに気づきました。私は自分と合わないと思ったら、その瞬間に距離をとるタイプだったんですが、自分が最初から大好きだと思った相手ではなくても自分の素を見せられるようになりました。自分の素を見せてもいいんだ、殻をやぶってもいいんだなとみんなから教えてもらいました。

ゆきこ:日常生活で恋愛にフォーカスを置いて生活をすることがなくて。若い頃は恋愛に全力だったけど、年を重ねるごとに恋愛よりも優先することができてきて、恋愛にフォーカスできず、自分の気持ちに正直になれていませんでした。ホカンスでは他のメンバーの姿を見て、自分の気持ちに正直になって、恋愛にフォーカスをしてみようと思えました。昔の自分がしたい恋愛がまた改めてできたと思います。

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