『つづ井さん』実写ドラマ化 主演・藤間爽子“腐女子”姿、鼻の穴にイヤフォン突っ込み熱演【コメント】

『つづ井さん』主演の藤間爽子 （C）つづ井／文藝春秋／「つづ井さん」製作委員会

　コミックエッセイ『つづ井さん』シリーズが実写ドラマ化されることが決定。俳優・藤間爽子が主演を務め、10月10日より読売テレビ・ドラマDIVE『つづ井さん』（毎週木曜　深0：59）として放送される。

【画像】『つづ井さん』原作書影 実写と似てる？

　原作シリーズは、筋金入りのオタク女子・つづ井さんが、自身の推し活ライフを描き、SNSを中心に話題となり、累計90万部を突破。デビュー作『腐女子のつづ井さん』が2017年「第20回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれ、『裸一貫！ つづ井さん』は19年「第3回マンガ新聞大賞」を受賞。このほか『まるごと 腐女子のつづ井さん』『とびだせ！ つづ井さん』『老犬とつづ井』など、宇垣美里、ぼる塾・田辺智加ら芸能界にもファンが多い。

　ドラマでは、主人公・つづ井さん役を、三代目藤間紫として日本舞踊紫派藤間流の家元も務める藤間が演じる。テレビドラマ初主演となり、藤間は「いま絶賛撮影中なのですが、撮影も毎日楽しくて楽しくて仕方がありません！大人であることを忘れて、みんなと筋肉痛になるくらいなるくらい真剣に遊んでいます」と満喫し、“実写版”つづ井さんのソロビジュアルを披露。

　そして、原作者のつづ井さんは「これまで生きてきて一番『人生ってこんなことあるんだな～』と驚いております。友人たちとテレビの前でうちわ持って視聴するのが今から楽しみです！」とコメントを寄せた。

　監督陣は、高橋名月氏（1・2・3・4話）、のむらなお氏（5・6・7・9話）、安村栄美氏（8・10・11・12話）と注目の若手監督がそろう。脚本は、竹村武司氏が手がける。

■主演・藤間爽子　コメント
この度つづ井さんを演じさせていただくことになりました。
最近では5人に1人は推し活をしていると言われている時代です。
原作の漫画を読ませていただいたのですが本当に面白くて元気をいただきました。
これが作り話ではなく、こんな面白い人たちが実際に実在していて、こんな楽しいことが繰り広げられているなんて驚きです。うらやましいです。
好きなものを好きと正直に言える純粋な5人の姿に、思わず笑みがこぼれてしまい、微笑ましく思えてしまう一方で、たくましくも見えてきます。
いま絶賛撮影中なのですが、撮影も毎日楽しくて楽しくて仕方がありません！
大人であることを忘れて、みんなと筋肉痛になるくらい真剣に遊んでいます。
ユーモアあふれるつづ井さん。あたたかくも真っ直ぐなつづ井さん。
日々演じながらたくさん刺激をいただいているところです。
またつづ井さんをはじめ、個性豊かで愛らしすぎる友人たち、Mちゃん、オカザキさん、橘、ゾフ田たちにも大注目です！見てくれる人たちみんなにハッピーをお届けできたらと思います。頑張ります。

■原作者・つづ井さん　コメント
こんにちは、つづ井です！ この度は、私（たち）の楽しいささやかな日常をドラマ化していただけるということで、これまで生きてきて一番「人生ってこんなことあるんだな～」と驚いております。このような機会に恵まれたのも、いつも応援してくださる読者の皆さま、愉快な友人たち、優しい担当編集さん、家族、挙げたらきりがないですが、とにかく周りの人たちのおかげだと心から感じます（それとちょっぴりは私自身の頑張りと運♪）。本当にありがとうございます！友人たちとテレビの前でうちわ持って視聴するのが今から楽しみです！

■読売テレビ・田渕草人プロデューサー　コメント
一介のオタクとして前世からの友と共にとことん自由に人生を楽しむ“実在の人物”つづ井さんなので、ドラマ・映画・日本舞踊の家元とジャンルを超えて活躍する藤間爽子さんなら、その生き様を身も心も面白がって演じてくださるのではないかと。事実、鼻の穴にイヤフォンを突っ込んでの熱演は感動の一言でした。
あと、日本舞踊仕込みの体幹の強さは相撲最強のつづ井さんにぴったりだなとも思いました。笑