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人気ゲームを映画化『マインクラフト/ザ・ムービー』2025年公開決定 ジェイソン・モモア、ジャック・ブラックら出演

ORICON NEWS / 2024年9月5日 7時38分

映画『マインクラフト/ザ・ムービー』2025年公開決定 (C)2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

 世界一売れているゲームとして有名な「マインクラフト」(通称:マイクラ)を初映画化した『A MINECRAFT MOVIE』が『マインクラフト/ザ・ムービー』の邦題で、2025年に日本で公開されることが決定した(配給:ワーナー・ブラザース映画)。

【動画】映画『マインクラフト/ザ・ムービー』ティザー予告

 北欧・スウェーデンで2009年に誕生した「マインクラフト」は、ワールドと呼ばれる3Dブロックで構成されたバーチャル空間の中で、3Dブロックを集めながら自分の好きなように動き、自分の好きなようにものづくりや冒険が楽しめるゲーム。

 11年に正式発売されると、瞬く間に世界を席巻。さまざまなプラットフォームで展開され、14年には「世界で最も売れたインディーズゲーム」としてギネス世界記録に認定、23年に世界売上本数が3億本を突破した。



 その勢いはゲームの枠を超え、アパレルや玩具・トイ、各種関連商品の販売やイベントの実施に加え、クリエイティブ力や創作意欲をふんだんに刺激するとして小中学校の教材にも活用され、プログラミング教室教材としての使用で全国大会も開かれている。

 一番の特徴であり最大の魅力は、とにかく自由なところ。創りたいものがほぼ無限に創れ、想像することがすべて実現できるクリエイティブで自由があふれる世界、それがマインクラフトだ。

 ほかのゲームのようにストーリーに沿って指定の課題をクリアする、手順に沿って生き物やペットを育てるなどの決まり事はない。さらに遊び方に制限や正しい・間違っているなどの規定もない。やるべきことが決まってないマイクラの世界では、一人ひとりが思い通り好きに遊べ、自分がやりたいことを見つけて、自分なりに遊び方を探求して想像し、壮大なアドベンチャーを楽しむ。

 逆に、わからないことがあっても、自分で何とかしなくてはならないのだが、問題を解決する力やそれに伴う判断力、行動力、そのチャンレジそのものが楽しさにつながっていく。子どもたちの主体性・創造力・探求心をはぐくむ未来の教材としても注目されているゆえんだ。

 ゲームには、“サバイバルモード”と“クリエイティブモード”があり、サバイバルモードは「生き残ること」に特化したモード。敵から身を守りつつ、食料を手に入れ、武器を作り、生き残りを目指すもの。一方、クリエイティブモードはブロックやアイテムが無限に使い放題なので、大きな建造物を作ったり、冒険して宝を見つけたり、秘密の神殿や城などを発見したりと、広い世界を自由に楽しめる。どちらのモードでも、クラフト機能でアイテムやブロックを調合・加工して武器や防具などの新たなアイテムやブロックも作成できる。 

 そんな無限に想像でき何でもアリのマイクラの世界を映画化するとしたら…その可能性もまた無限大。今回、映像が初めて公開された『マインクラフト/ザ・ムービー』では、謎のポータルからマインクラフトの世界に突然来てしまった何者かわからない4人が登場。

 ピンクのジャケットを着たロン毛男ギャレットを演じるのは、『アクアマン』シリーズ、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のジェイソン・モモア。アクション全開の作品イメージが強いモモアだが、今回はどんなキャラクターを演じるのか?

 彼との関係性が明かされない3人の登場人物たちを演じるのは、Netflixシリーズ『ウェンズデー』で一躍注目されたエマ・マイヤーズ、『カラーパープル』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたダニエル・ブルックス、『黒い司法 0%からの奇跡』のセバスチャン・ユージン・ハンセン。

 彼らの目の前に広がるのは、まるでブロックで創られたかのような木々、湖、山々、などの大自然。それはまさにマイクラの代名詞ともいえる世界だが、一体ここはどこなのか?彼らが目にした羊は…ピンク色!?

 気球に乗って襲ってくるブタの大軍、作業台の上でモノを完成させるギャレット、「ここは何でも自分で創れる世界だ」の声とともに、男の子が手にするブロック。マイクラを象徴するモンスターとして世界中で知られ親しまれているクリーパーの姿も。そっと後ろからギャレットに近づき…。クラフト要素とアクション要素の両方の展開が見て取れる。

 さらに、火の中から水色シャツを着たヒゲもじゃの男が現れる。「あなたは誰?」「俺こそが」「スティーブ」、ぽかんとする4人。

 スティーブを演じるのは、ゲームの映画化として世界的に大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(23年)でクッパの声を演じたジャック・ブラック。マイクラの世界でスティーブは水色のシャツを着たプレイヤーの初期デフォルトスキンとして知られている。

 4人は、「あっそう」「私この人 無理だ」と一斉に、違う、という反応。スティーブは4人チームの仲間になっていくのだろうか?映画ではどんな物語が繰り広げられるのか、まったく見当がつかないながらも、1つ1つのシーンにファンには気になる要素がちりばめられているそうだ。

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