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“筋肉研究”の第一人者・石井直方さん死去 享年69 自身もボディビルダーとして活躍

ORICON NEWS / 2024年9月5日 14時2分

日本ボディビル・フィットネス連盟副会長で東京大学名誉教授を務めた石井直方(いしい・なおかた)さん死去

 日本ボディビル・フィットネス連盟は3日、公式サイトで、日本を代表する筋生理学者かつボディビルダーであり、同連盟の副会長で東京大学名誉教授を務めた石井直方(いしい・なおかた)さんが8月20日に亡くなったことを発表した。享年69。

 同連盟は文書で「石井直方氏が逝去」と題し、「日本を代表する筋生理学者で、日本を代表するボディビルダーであった石井 直方(いしいなおかた)氏が8月20日、癌を起因とする疾患により東京都内の自宅で逝去されました。享年69歳」と伝え、「葬儀は近親者で行われました。お別れ会については決定次第、改めてご案内させていただきます」とした。

 また、同文書では石井さんのボディビルダー、研究者としてのこれまでの実績にも言及。ボディビルダーとして、「全日本学生パワーリフティング大会と全日本学生ボディビル選手権大会で優勝」「日本ボディビル選手権優勝(1981年、1983年)、IFBBアジアボディビル選手権90kg級優勝(1982年)、IFBB世界ボディビル選手権7位(1986年)」などの輝かしい成績を収めたと報告した。



 また、研究者としても「東京大学理学部生物学科動物学教室で筋生理学の研究に勤しみ、理学博士を取得(「軟体動物平滑筋から単離した単一筋細胞の力学的性質とその構造的基礎」1982年)。生物学者として英国オックスフォード大学への留学などを経て、1990年代からは生物学の応用科学として筋力トレーニングの研究に焦点を移行していました」とし、「1999年に東京大学大学院総合文化研究科の教授に就任し、その後、同新領域創成科学研究科教授とスポーツ先端科学連携研究拠点の拠点長を歴任。また、新聞、テレビ等での適正なトレーニング科学に関する情報発信にも注力し、筋生理学、トレーニング科学の第一人者として社会的に認知されていました」とその功績を伝えた。

 この訃報に、SNSではボディビルダーを中心に悲しみの声が多く上がり、元陸上選手の為末大氏もXで、「石井先生が、、。悲しすぎます」と悼んだ。

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