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三谷幸喜監督『スオミの話をしよう』ゆかりの深いフィンランド・ヘルシンキ国際映画祭出品決定

ORICON NEWS / 2024年9月5日 19時7分

映画『スオミの話をしよう』(9月13日公開) (C)2024「スオミの話をしよう」製作委員会

 三谷幸喜監督・脚本の新作映画『スオミの話をしよう』が、フィンランドで開催される「第37回ヘルシンキ国際映画祭」で上映されることが発表された。

【動画】ミュージカルシーンを交えた、魅惑の予告映像

 主演の長澤まさみが演じる主人公の名前“スオミ”は、フィンランド語で“フィンランド”という意味。三谷監督がたまたまBlu-rayで見ていた洋画作品で、最初に字幕をどこの国の言語にするか選択する時、日本語や英語に交じってsuomi(=スオミ)というワードを発見したのがきっかけだった。

 「スオミはフィンランド語のことなんですが、その時すごくその言葉が印象に残って。日本人っぽくもあるけど、あまり聞いたことがない名前だなと。そこで主人公はスオミに決めました。正直、その時は、深い意味はなくたまたま目についたというだけなんです(笑)。でもそこから彼女の設定が生まれていきました」と三谷監督。



 さらに、映画のエンディングで、長澤が華麗に歌い踊り、出演者全員が参加したミュージカルシーンの曲名フィンランドの首都である「ヘルシンキ」。三谷幸喜が「今作の注目シーンであることには間違いありません」と語る多幸感あふれるシーンで、先日実施された完成報告会でも「このメンバーが集まって、皆さんの顔を見た時に“この人たちと一緒に踊ってみたいな”という感じがあったんです。そこで急きょ、最後のミュージカルシーンを作りました」とコメントした。

 そんなフィンランドにまつわるエピソード満載の本作が、ヘルシンキ国際映画祭に特別招待されることは、先日イベントで集まった際に監督・キャストにも伝えられ、「フィンランドの人は、どんな気持ちであの歌を聞くんだろう…!」との声も。三谷監督は「ヘルシンキ国際映画祭に行ってきます!ヘルシンキのみんな!待っててね!」と期待をふくらせていた。

 7月には三谷監督が富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭のマスタークラスに参加し、韓国のファンとのティーチインやサイン会を実施。その際は、今作の上映はされなかったため、ヘルシンキ国際映画祭での上映が本作のインターナショナルプレミアとなる。ヘルシンキ国際映画祭の上映は、現地時間9月24日夜に上映、上映後三谷監督によるティーチインが予定されている。

 10月12日から台湾で開催される「第24回高雄映画祭」でも特別上映作品として上映が決定している。

 本作は、大富豪の妻・スオミが行方不明となり、夫が住む豪邸に集結したのは、スオミを愛した一癖も二癖もある5人の男たち。誘拐を疑う庭師・魚山(遠藤憲一)、怪しいYouTuber・十勝(松坂桃李)、情に厚い警察官・宇賀神(小林隆)、神経質な刑事・草野(西島秀俊)、そして芸術家で大富豪の現夫・寒川(坂東彌十郎)。しかし、彼らが語るスオミは、見た目も、性格も、まるで別人だった…。

 さらに、草野の部下で有能な捜査官・小磯杜夫(瀬戸康史)、スオミの近くにいる神出鬼没な女・薊(宮澤エマ)、富豪の世話係・乙骨直虎(戸塚純貴)らも騒動に巻き込まれていく。

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