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カトリーヌ・ドヌーヴ、竹野内豊、堺正章ら出演、日本で撮影した作品が釜山国際映画祭クロージング作品に

ORICON NEWS / 2024年9月6日 6時30分

日本・シンガポール・フランス共同合作映画『Spirit World(原題)』高崎で撮影された場面写真(左から)カトリーヌ・ドヌーヴ、堺正章(C)L. Champoussin / Mi Movies/ ZWF/WOA/KOW/FF

 群馬県高崎市ほかで撮影を行った、日本・シンガポール・フランス共同合作映画『Spirit World(原題)』が、韓国で開催される「第29回釜山国際映画祭」(10月2日~11日)のクロージング作品としてワールドプレミア上映されることが決定した。主演はフランスを代表する俳優カトリーヌ・ドヌーヴ。共演者に、竹野内豊、堺正章、風吹ジュンらが名を連ねる。

【画像】竹野内豊、風吹ジュンの出演シーン写真

 フランスを代表する歌手クレア(カトリーヌ・ドヌーヴ)が、日本でのツアー中に急死してしまう。クレアの魂は異国のバルドで生き続け、そこで彼女は生者とともに旅をするさまよえる別の魂(亡霊)に出会う。死と生の隔たりを越えて、魂が残り、救済、愛、守護天使が見つかるかもしれない死後の世界で、人間性を発見する旅を描いた物語。



 シンガポール映画界のパイオニア、エリック・クー監督の長編8作目。脚本はクー監督の息子であるエドワードが手がけた。高崎市内では、今年1月上旬から約10日間、群馬音楽センターをはじめ、10ヶ所以上で撮影が行われた。

 高崎市の富岡賢治市長は「市が協力し撮影された映画がアジア最大級の映画祭で選ばれ、大変喜ばしい。日本で上映される日を楽しみにしている」とコメントを出した。

 1996年、第1回釜山国際映画祭で自身の長編デビュー作『Mee Pok Man』がコンペティション部門で上映されたクー監督にとって、映画人生をともに歩んできたような映画祭への復帰に感慨もひとしおの様子。

 「あれから約30年、アジア最高の映画祭を『Spirit World』で締めくくることができ、本当に感動しています。今年の初めに日本で、日本、フランス、シンガポールのクルーがひとつの家族になるのを見た。釜山シネマセンターでのワールドプレミアで、4000人の観客とこのスピリチュアルな長編映画を共有するのが待ちきれません!」とコメントした。

 釜山国際映画祭プログラマーのパク・ソンホ氏は「この映画は、人間の存在と人生の意味という根源的な問いに見事に取り組んでいる。ベテランキャストの素晴らしい演技は、観客の心を深く揺さぶり、余韻を残すことでしょう。今年の釜山国際映画祭のクロージング作品として、日本酒、ウイスキー、タバコの香りという生命を吹き込む香りに彩られた『精神世界』を、多くの映画祭来場者に特別な体験として提供できることをうれしく思います」と期待を寄せている。

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