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内山拓也×空音央×奥山大史×山中瑶子、日本映画界の新鋭監督たちの座談会が実現 インタビュー集発売

ORICON NEWS / 2024年9月6日 15時0分

インタビュー集『恐るべき新世代映画監督たち』K&Bパブリッシャーズより発売

 海外の映画祭で頭角を現す日本映画界の新鋭、山中瑶子監督(『ナミビアの砂漠』9月6日公開)、奥山大史監督(『ぼくのお日さま』9月13日公開※先行公開あり)、空音央監督(『HAPPYEND』10月4日公開)、内山拓也監督(『若き見知らぬ者たち』10月11日公開)のインタビュー集『恐るべき新世代映画監督たち』(1650円※税込)がK&Bパブリッシャーズより発売された。

【画像】監督4人の座談会の様子

 同書では、4人の監督の座談会が実現。それぞれお互いの作品を観た監督たちが、影響を受けた映画、俳優について、作品のモチーフ、決定的なシーンをどうやって撮ったのかなど、細かい部分まで語り合っている。

 座談会以外にも各監督の単独インタビューや、それぞれの作品に出演した主要キャストらのインタビューも掲載。10年後も語り継がれてゆくであろう日本映画の新しい波と熱狂を記録した一冊となっている。



■山中瑶子(やまなか・ようこ)

 1997年生まれ、長野県出身。独学で制作した初監督作品『あみこ』がPFFアワード 2017に入選。翌年、20歳で第68回ベルリン国際映画祭に史上最年少で招待され、同映画祭の長編映画監督の最年少記録を更新。香港、ニューヨークをはじめ10以上の国・地域で上映される。ポレポレ東中野で上映された際は、レイトショーの動員記録を作った。本格的長編第一作となる『ナミビアの砂漠』は、今年の第77回カンヌ国際映画祭監督週間に出品され、女性監督として史上最年少となる国際映画批評家連盟賞を受賞した。

■奥山大史(おくやま・ひろし)

 1996年生まれ、東京生まれ。長編初監督作『僕はイエス様が嫌い』(2019年)で第66回サンセバスチャン国際映画祭最優秀新人監督賞を史上最年少で受賞。是枝裕和総合演出のNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』で5、6、7話の監督・脚本・編集(5話は是枝監督との共同監督回)を務める。23年、『君たちはどう生きるか』の主題歌・米津玄師「地球儀」のミュージックビデオ(MV)監督・撮影・編集を手がける。商業長編デビュー作『ぼくのお日さま』は、第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品された。

■空音央(そら・ねお)

 米国生まれ、日米育ち。ニューヨークと東京をベースに映像作家、アーティスト、翻訳家として活動。2020年、志賀直哉の短編小説をベースにした監督短編作品『The Chicken』がロカルノ国際映画祭で世界初上映されたのち、ニューヨーク映画祭などで上映。今年公開された坂本龍一のコンサートドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』は、昨年のベネチア国際映画祭でワールドプレミアを飾り、山形、釡山、ニューヨーク、ロンドン、東京と世界中の映画祭で上映、絶賛された。『HAPPYEND』が満を持しての長編劇映画デビュー作。今年の第81回ベネチア国際映画祭の革新的な作品を集めるオリゾンティ部門に出品された。

■内山拓也(うちやま・たくや)

 1992年生まれ、新潟県出身。23歳で初監督した『ヴァニタス』(2016年)がPFFアワード2016観客賞を受賞、香港国際映画祭にも出品を果たし、批評家連盟賞にノミネートされる。俳優の細川岳と共同で脚本を書いた『佐々木、イン、マイマイン』(20年)で劇場長編映画デビュー。20年度新藤兼人賞や第42回ヨコハマ映画祭新人監督賞に輝く。King Gnu「The hole」、SixTONES「わたし」などのMV演出を手がけて話題を集め、「2021年ニッポンを変える100人」に選出。『若き見知らぬ者たち』は待望の商業長編初監督作となる。

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