黒島結菜、マウスピースを数ヶ月つけて練習 映画初出演・丸山礼が感激「絶え間ない努力をする女優」

映画『夏目アラタの結婚』公開初日舞台あいさつに登壇した（左から）丸山礼、黒島結菜 （C）ORICON NewS inc.

　俳優の黒島結菜（27）と丸山礼（27）が6日、都内で行われた映画『夏目アラタの結婚』公開初日舞台あいさつに登壇。丸山が、黒島の“俳優魂”を絶賛した。

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　丸山が「黒島さんは同じ年っていうこともあって、ライバル視する部分もありました」と切り出すと、堤幸彦監督は「え？」とリアクション。丸山は「自分が一番『え？』と思ってます」と答えて笑いを誘いつつ、「初めて会うシーンは拘置所のシーンだったので、会話をしないまま撮影に入って、精神がえぐられる思いをしました。（黒島の）マウスピースがすごい形のトゲトゲで目の前で見ると怖くて。何ヶ月もつけて撮影していたそうで、絶え間ない努力をする女優さんなんだと思いました」と感心しきりだった。

　一方、初映画出演となった丸山の芝居も好評。柳楽優弥は「僕、丸山さんのシーン大好きです。感情的になる難しいシーンで絶妙に感情を表現しているように感じました」と絶賛。中川大志も「一緒のシーンが多かったのですが、映画の神様が降りてくるって言ったら大袈裟ですが、ぞわってする瞬間がたまにあるのですが、それに立ち会わせていただきました」と衝撃を受けたという。堤監督も「めちゃくちゃ台本を読み込んでいただいてありがとうございます」と感謝していた。

　本作は、事件の真相を探るために連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる、衝撃の獄中サスペンス。日本中を震撼させた連続殺人事件の遺族から相談を受け死刑囚に会いに行く元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公・夏目アラタ役を柳楽、物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚の品川真珠役を黒島が演じる。

　イベントには、市村正親も登壇した。