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長澤まさみ×三谷幸喜監督、博多弁で掛け合い、お互いを称え合い「バリうれしか!」

ORICON NEWS / 2024年9月9日 20時33分

博多弁で掛け合いをした(左から)三谷幸喜、長澤まさみ (C)ORICON NewS inc.

 俳優の長澤まさみ、監督・脚本の三谷幸喜が9日、福岡市内で開催された公開記念スペシャルトークショー「映画『スオミの話をしよう』の話をしよう in 福岡」に登壇。冒頭から三谷監督が「みんなよーきんしゃったね」し、長澤が「きょうは朝からきょうは何しよったと?」と続け、「きょうは朝から取材、取材で、つかれたばってん、みんなの顔が見られてバリうれしか!」と博多弁での掛け合いを披露すると、会場に集まった1000人以上が博多っ子たちから大歓声が沸き起こった。

【写真】微笑ましい!三谷幸喜の話に大爆笑をする長澤まさみ

 映画『スオミの話をしよう』は、「現時点での長澤まさみの魅力を全て詰め込んだ作品」と語る三谷監督。壇上から「長澤さんはこうやって実物を見ておわかりになると思うんですけども光り輝いています。そばにいるとそのオーラで、暑苦しさを感じるぐらい」とほめると、会場の観客も大きくうなずいていた。



 さらに、「最後にミュージカルシーンがありまして、長澤さんが歌い踊るんですが、日本映画史に残るんじゃないかっていうくらい素晴らしいシーンになっています」と絶賛。「もっともっと舞台をやってほしいし、歌えるし、踊れるし、ミュージカルもやってほしいし。できれば映画のミュージカルももっともっとやってほしい」と期待を寄せた。

 長澤も「三谷さんは周りの期待にいつも負けないところ、プレッシャーも陽気に乗り越えてしまうところが本当にすごいと、お仕事をさせてもらうたびに思うので。そんなやる気に満ちあふれた三谷さんのままでいてもらいたいです。これからもどんどん面白い作品を生み出し続けてほしいと、いちファンとして思っております」と三谷監督を称える場面があり、それを聞いた三谷監督は立ち上がって「バリうれしか!」と叫ぶ一幕も。

 「(長澤が)かわいい!」「(映画が)見たい!」など観客のかけ声も飛び交い、長澤は「本当にたくさんの方にこの作品を待ってもらっているんだなと、実感できて、久しぶりのキャンペーンとても楽しかったです」と満足げ。最後に三谷監督は「映画はとりあえず完成はしたのですが、映画館で上映してたくさんのお客さんに観ていただいて、笑い声や歓声がプラスされてコメディは完成すると思うので、映画館に足を運んでいただいて、みんなで『スオミの話をしよう』を完成させようではありませんか!」と呼び掛けてイベントを締めくくっていた。

 同映画は、大富豪の妻・スオミが行方不明となり、夫が住む豪邸にスオミを愛した一癖も二癖もある5人の男たちが集結するが、彼らが語るスオミは、見た目も、性格も、まるで別人だった…。

 血の気の多い1番目の夫・魚山(遠藤憲一)、2番目の夫は怪しげなYouTuber・十勝(松坂桃李)、3番目の夫は情に厚い警察官の宇賀神(小林隆)、4番目の夫はかなり神経質な刑事・草野(西島秀俊)、そして、身勝手な芸術家の現夫・寒川(坂東彌十郎)。さらに、草野の部下で有能な捜査官・小磯杜夫(瀬戸康史)、スオミの近くにいる神出鬼没な女・薊(宮澤エマ)、富豪の世話係・乙骨直虎(戸塚純貴)らも騒動に巻き込まれていく。

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