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『降り積もれ孤独な死よ』最終回 主演・成田凌が願い「思い出に残る作品になってほしい」【コメント全文】

ORICON NEWS / 2024年9月8日 23時25分

日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第10話より(C)井龍一・伊藤翔太/講談社(C)ytv

 俳優の成田凌が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(毎週日曜 後10:30)の第10話最終回が、8日に放送された。元刑事・冴木仁(成田)を演じた成田からコメントが到着した。

【場面写真】責任を感じ…殺されようとする蓮水花音(吉川愛)

 原作は、講談社『マガジンポケット』で連載中の漫画『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一氏、漫画・伊藤翔太氏)。未完の原作をもとに、オリジナルの要素を交えて届けるスリリングなヒューマンサスペンスドラマとなっている。

 最終回では、13人の子どもたちの白骨死体が見つかった通称“灰川邸事件”から始まった物語がついに完結した。最後まで残っていた灰川邸の生き残り沖島マヤ(仲万美)の転落死と、東優磨(カカロニ栗谷)の交通事故の真相が明らかに。いずれもかつて灰川邸に住み、白骨死体で発見された神代健流(杢代和人)の実の母・八木橋陽子(長谷川京子)によるものだった。「(健流の死を)うそにしておいてくれなかった」と語る陽子。そして、健流の死の真相も明らかになる。



 蓮水花音(吉川愛)は自分の言葉が健流を追い詰め、その後次々と重なった死につながったと、自分を責め、陽子に自ら殺されることですべてに決着をつけようとする。

 最終回を終え、成田は「みなさんの思い出に残る作品になってほしいと願っています。残るもの、残せるものは作れたのかなと思っているので、この現場のエネルギーをそのまま体感してもらえたらうれしいですね」と願いを込め、「これまで積み上げてきた、登場人物それぞれの魅力がいい形で締めくくれている、良い最終回になっていると思います」と充実感をにじませた。

【コメント全文】
――冴木を演じた3ヶ月を振り返って。
本当にあっという間でした。多分(演じていて)感情がいろいろ動くからだと思います。撮影していると、シーンを埋めていく作業になるはずなんですけど、すごく進んでいっている感じがあったんですよね。あっという間にもう過ぎ去っていく感じでした。みんなで走り抜ける感覚でしたね。

――度々「X」のトレンド1位を獲得するなど、話題となりました。反響や応援の声は届いていましたか。
序盤はネットでみなさんの感想を見ていたのですが、そういえば途中からチェックするのを忘れちゃってました(笑)。でも、友だちから「あれ見てるよ!」という声が届くので、ちゃんといいものを作れているんだと感じていました。熱意は伝わるものなんだな、良いものは良いとちゃんと評価されるんだなと思えた作品です。

――SNSだけでなく、直接届く反響は力強いですよね。
作品についての会話が自分の周りだけではなくて、ほかでも生まれているから、たくさんの方に見ていただけているんだなと。ドラマ自体に熱がないと、その口コミって広がっていかないと思うんです。ほかの人に言ってまで、みたいな強い思いは生まれない。現場の熱量が、ドラマを通じて伝わって、その熱量をまた別の誰かに伝えたくなってくれた人がいるから、さらに多くの方まで届いているんだと思うとうれしいですよね。

――視聴者に向けてメッセージを。
みなさんの思い出に残る作品になってほしいと願っています。残るもの、残せるものは作れたのかなと思っているので、この現場のエネルギーをそのまま体感してもらえたらうれしいですね。これまで積み上げてきた、登場人物それぞれの魅力がいい形で締めくくれている、良い最終回になっていると思います。

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