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映画『わんだふるぷりきゅあ!』大福が喋った! 寺島拓篤&中村悠一も衝撃でウサギの思い出語る

ORICON NEWS / 2024年9月13日 12時0分

映画『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ▼ゲームの世界で大冒険!』(C)2024 わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!製作委員会

 アニメ『プリキュア』シリーズの劇場版最新作『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ▼ゲームの世界で大冒険!』(▼=ハート)が9月13日に公開された。『わんだふるぷりきゅあ!』は初めて犬のプリキュアが誕生するなど、21年目を迎えたシリーズの中でも“新たな挑戦”が詰まった作品。なかでも大福は「いつ喋るのか」とSNSで注目されていたが、劇場版でついに話すなど話題沸騰中だ。そこでORICON NEWSでは大福と暮らす兎山悟役の寺島拓篤と、大福役の中村悠一に話を聞いた。

【画像】まじ!?悟と大福が変身 公開された映画『わんぷり』場面カット

■髪の先端が丸い役は珍しい 他作品で演じる役は中村悠一「だいたい尖っています(笑)」



 劇場版は、大人気ゲーム「ドキドキ▼タヌキングダム」に夢中になるキュアワンダフル/犬飼こむぎ(声・長縄まりあ)たちが突然ゲームの世界に吸い込まれてしまう。捕まってしまったキュアフレンディ/犬飼いろは(声・種崎敦美)とキュアリリアン/猫屋敷まゆ(声・上田麗奈)を助け出すため、こむぎとキュアニャミー/猫屋敷ユキ(声・松田颯水)がさまざまなゲーム対決に奮闘する姿を描く。

――テレビシリーズが放送中ですが、悟役の反響を教えてください。

【寺島】 「プリキュア」に出演できたことをファンの皆さんが喜んでくださっているのは強く感じています。だからといって「俺がプリキュアだぜ!」みたいなことはないです(笑)。 単純にファンの皆さんに楽しんでいただけて良かったなと思っています。

――実際にキャラクターボイスを聞くとイメージ通りですが、意外性も感じさせられるキャスティングだと感じた人もいると思います。中村さん自身、大福役のオファーがあったときどう感じられましたか。

【中村】 まずビジュアルがかわいいなって思いました(笑)。最初はオーディション資料としていただいて、まだ完成の画を見る前でしたが、かわいい画で自分が演じてきた役の幅にはないキャラクターでした。

――演じる上で意識されたことは?

【中村】 キャラクターの画にある程度のマッチは必要だと思いました。それをどこまで頑張れるのかな?というのは、ちょっと探りながらでした。イメージとして伝えられたのは、立場としては悟のペットだけど、悟にとっての兄貴分というか、大福的には「見守ってやっている」っていう気持ちでいるから、そういうところが感じられる声やお芝居が望ましいと言うお話でした。

――試行錯誤されたと。どの辺りが特にかわいいと感じたのでしょうか。

【中村】 もう、全部でしょう(笑) 実は髪の先端が丸くなっているキャラクターを演じたことが今までなくて…、だいたい尖っていますからね(笑)。丸みがあるデザインというのは、ちょっとなかなかないかもしれません。

――寺島さんは大福のビジュアルをどう思われましたか?

【寺島】 最初に悠一君だと聞いたとき、「なるほどな~」と思いました。リハーサル用の映像ではラフの状態だったので、「何が起きているんだろう?」と内容が全然イメージできませんでした。それから仕上がった資料のイラストを見て、すごく実感がわいてきました。大福、とてもかわいいですよね!(中村の顔をチラリ)

――中村さんが担当すると聞いたときは?

【寺島】 驚きと納得の気持ちが両方ありましたね。(中村さん演じる大福の声を聞いて)今までこむぎちゃんが代弁してくれていたイメージにぴったり合うなと思いました。見た目の可愛さとのギャップで「悠一君…ホントに…?」という印象も持ちましたが、実際に絵と声が合わさると、ちゃんと大福だっていう衝撃がありました。

――ある意味、衝撃がすごいですよね。

【寺島】 放送開始から注目されていたキャラクターだったので、僕よりも皆さんの方が驚きがすごいんじゃないかなと思います。実際に悠一君が演じる大福の声を聞いたとき、「こういうライン(の声)なんだ」って驚きがあって。ということは、「この後人間になったらどうなるの?」とすごくワクワクもしました。

――ファンの方々もきっとびっくりしたでしょうね。

【寺島】 そうだと思います。いろんな驚きが立て続けにやってきますけど、最終的には「大福かわいい」「大福好きだな」で落ち着くと思います。ずっと期待されていたので、こうなったよと“答え合わせ”をしてみてほしいです。ただ、これで何かに目覚めてしまう人がいっぱいいるんじゃないかなと(笑)。それくらい魅力的なキャラクターになっています。ギャップがありながらもめちゃくちゃハマっているという、ワンダフルなキャスティングです!

■幼少期の動物の思い出 寺島拓篤「動物を触りに行きたい欲は今、強い!」

――動物がテーマの作品ですが、お二人の動物にまつわる思い出を教えてください。

【寺島】 小学校の頃、飼育当番はやっていて、ウサギがいた記憶があります。

――飼育当番はクラスの係だったのでしょうか。

【寺島】 そうでしたね~。具体的なことは覚えてないけど、ウサギが土を掘っていたなという記憶だけはあります(笑)。大人になってから、より小動物がかわいいなという想いが強くなったので、もっとウサギと触れ合っておけばよかったなと思います。ウサギカフェとか行ってみたい欲はわいてきています。

――今作に関わって動物への関心がさらに強まった、と。

【寺島】 もともとハリネズミとかは好きですけど、触れ合ったことがないので。いろんなフワフワ、フサフサした動物たちを触りに行きたい欲は今、強いです!

――中村さんはどうでしょうか?

【中村】 犬、猫、インコなどを飼ったことはありますが、小学生のときに学校にいたウサギを見て当時は犬、猫に比べるとちょっと距離を置いてしまった気がします。かわいいけど、意思疎通が図れていない気がしていました。(ウサギは)すごく鳴くとかがないし、目も合わせてくれないイメージもあって多分、小さいころは受け入れられなかったんだろうなと思います。それが大人になってみると、やっぱりかわいいし、ウサギがどう考えているのかを想像もできる。だんだん相手への考え方って変わるものだなとは思います。それがウサギに関しては特に顕著な気がします。だから悟君はすごい!この年齢にしてウサギを選んだわけですから。

――確かにすごいですね。

【寺島】 しっかり知識もあるし、ウサギだけじゃなく動物のことは結構何でも知っていて博識。僕は子供のころに柴犬を飼っていたけど、お兄ちゃんが飼いたいと言って家に来たはず。僕自身はそこまで交流していなかったので、小学校の低学年くらいのころでしたけど、ある種の後悔というか。犬のために、もっと触れあって、もっとかわいがりたかったですね。

――そういう意味では会話できる今作のテーマは、大人にも刺さる部分はありますよね。

【寺島】 そうですね。価値観とか変わっていく中で、動物としゃべれたらどんなにいいだろうとか、逆にしゃべらない方ほうがいいなという想いもあって。見る人にいろんなイメージを与えてくれる作品だなと思います。

■仕事でウサギに縁ある? 今までの仕事を振り返り

――大福が話すことは公開まで伏せられてきて、大きなサプライズとなりました。ファンの方へメッセージをお願いします。

【中村】 テレビシリーズを好きで観にきた方たちが、映画を観に来て初めて(大福が)しゃべるという前情報がなく、誰が大福の声を演じるかという前情報もなく、(大福が)しゃべったのを聞いて、「大福ってこうなんだ」と思ってくれるのが一番うれしいかなと思っています。

 もし周りでまだ映画を観ていなくて事前情報を入れていない方がいたら、内緒にして一緒に楽しんでもらえるとうれしいですね。映画で初めて悟君も大福と会話できたので、今後どうなっていくかも期待しながら、テレビシリーズも引き続き見続けてもらいたいなと思います。

【寺島】 悠一君の声も含めて、「うちの大福、可愛いでしょ?」と自信を持ってお伝えしたいです。魅力的な子に育ったんだなぁと思いました。大福は変身するのか、人間の姿になるのかという期待が自然と高まっていって。ひょっとしたらただのウサギのままの可能性だってある中でこういう結果になったのは、皆さんにとってすごく喜ばしいことなのだろうなと思いますし、僕もうれしいです。

 対話できるようになるのは悟君の願いでもあったと思うので、その点でもうれしいです。飼い主とペットの素敵な絆を描いている作品なので、映画をきっかけに、テレビシリーズの方でも悟君と大福の絆の描き方にまた変化が生まれて、面白いドラマが見られたらうれしい。劇場版で得たこの経験や思い出、大福とのやり取りは、きっとこれからの悟君にとって、とても大切な素敵なものになると思います。皆さんもこの二人のことを、また新たな仲間として改めて温かく見守っていただけたらうれしいです。

――ところでお二人はマスコット的なキャラクターの声を担当されたことは?

【中村】 昔ガヤで犬をやったぐらいですかね。

【寺島】 少ない!そんなに少ないことあるんだ。珍しいね。

【中村】 そのとき振られたのは小型犬でしたが、「大型犬の声がする」と言われて…、それは仕方がないだろうと(笑)。まだ新人のときでしたけど、成人男性が出すと小型犬はちょっと厳しい部分もありますからね。

【寺島】 僕はウサギをやったことがあるので、ウサギには縁があるんですよね。

――ちなみに、うさぎ年ではないですよね?

【寺島】 違います。そこまで縁があったら最高でしたけどね(笑)

【中村】 残念ですね。僕もうさぎ年ではないです(笑)。

文:遠藤政樹/編集:櫻井偉明

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