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『嘘解きレトリック』追加キャストに若村麻由美&村川絵梨 若村は松本穂香と親子役【コメントあり】

ORICON NEWS / 2024年9月11日 6時0分

10月スタートのフジテレビ“月9”ドラマ『嘘解(うそと)きレトリック』に出演する(左から)若村麻由美、村川絵梨 (C)フジテレビ

 俳優の鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務める10月スタートのフジテレビ“月9”ドラマ『嘘解(うそと)きレトリック』(毎週月曜 後9:00※初回15分拡大)に俳優の若村麻由美、村川絵梨の出演が決定した。若村は5年ぶりの月9出演で、主演の松本とは映画『みをつくし料理帖』(2020年公開)以来4年ぶりの共演。数々の作品に出演してきた実力派俳優の村川は、ミステリアスな美人女給 役で月9ドラマ初出演となる。

月9ドラマ『嘘解(うそと)きレトリック』の原作イラスト

 若村が演じるのは、浦部鹿乃子(松本)の母・浦部フミ(うらべ・ふみ)。「人のウソが聞き分けられる」能力のせいで、故郷の村人たちから気味悪がられていた鹿乃子は、村人たちからさまざまな嫌がらせを受けていた。そんな鹿乃子をかばい続けていた母・フミだったが、鹿乃子は村を出ることを決意。「落ち着き先が決まったら手紙を書きます」と鹿乃子に言われたフミは、鹿乃子からの手紙を待ち続けている。



 村川が演じるのは、「カフェー『ローズ』」でリリーという名で勤める謎多き美人女給 ・久我山小百合(くがやま・さゆり)。当時のカフェーの女給はホステスのような役割 で、小百合は美しく派手な見た目で「リリー」という名前で女給 をしており、男性客を虜にしている。若い女給 たちを束ねているリリーは、男性客を上手なウソでもてなす。“ウソ”に敏感な鹿乃子は、リリーの振る舞いや話し方だけでも彼女がさまざまな経験をしてきたことを見抜く。常に素を見せない謎多き女給 。

■若村麻由美、村川絵梨コメント

――原作、台本を読んで、今作の印象は?

若村:第一印象は、自分を受け入れ信じることの素晴らしさです。個性的な能力があるために周りから疎外され、自分を否定し続け孤独に生きてきた娘、鹿乃子。母・フミも我が子を助けてあげられない自分を責め続け苦悩してきたと感じました。親元を離れた鹿乃子が、人との出会いの中から自分が人の役に立てることを知り、自分自身を受け入れていく過程が丁寧に描かれています。探偵案件の解決も痛快です。そして、母娘の再会も見どころです。

村川:ノスタルジックな世界観がすてきで、主人公たちの特別な個性を通してさまざまな登場人物に出逢い、心が解れていく、ピュアであたたかいミステリー作品だなぁと思いました。

――今作で親子役となる松本穂香さんの印象は?

若村:前回共演させていただいたのは、映画『みをつくし料理帖』で、穂香さんは味を利き分ける能力を持つヒロインで、私は、血のつながりはないけれど母娘のように寄り添って生きる役でした。今回は実の母娘ですが、娘の能力のためにお互い心から触れ合えないでいる親子です。穂香さんは笑うと子どものようにかわいらしく、目の深い輝きが鹿乃子にピッタリで共演がとても楽しみです。

――演じる上で心がけようとしていることはありますか?

若村:母であるフミは、我が子を傷つけたくない、守りたいという思いから、自然と言葉少ない親子関係となり、お互い隔たりを感じています。苦悩からいつしか心が解けるまで、娘への伝えきれない母心を大切にしたいと思います。

村川:ミステリアスで妖艶で、女性としてなかなかハードルの高い役ですが、原作を読んで受けたリリーさんの印象をしっかり体現したいと思います。

――視聴者へメッセージをお願いします。

若村:打ち合わせの時、“ドラマバージョンのフミは赤ちゃんをおんぶしています”と言われました。“え、誰の子ですか?”と戸惑う私…。なんと、フミの息子だそうです!視聴者の皆さまも、聞いてビックリ!見てビックリ!ですね。

村川:セット、衣装、メイクなど、この作品に関わる皆さんの熱い思いとこだわりが感じられる作品です!ぜひご期待ください。

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