1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

中村橋之助の映画初主演作、11月に長野で先行上映決定 作曲家・中山晋平の生涯描く

ORICON NEWS / 2024年9月12日 8時0分

中村橋之助が映画初主演を務める『シンペイ〜歌こそすべて〜』の場面カット (C)「シンペイ」製作委員会2024

 歌舞伎俳優・中村橋之助が映画初主演を務める、大正から昭和にかけて活躍した作曲家・中山晋平の生涯を描く『シンペイ〜歌こそすべて〜』が、11月22日から中山の故郷である長野県で先行ロードショー、来年1月10日から東京・TOHOシネマズ日比谷などで公開されることが決定。場面写真と、橋之助および神山征二郎監督のコメントが届いた。

【写真】似てる?中村橋之助&芝翫親子

 本作は、明治に生まれ、大正・昭和を生き、今も歌い継がれ、童謡、歌謡曲、音頭、民謡まで幅広いジャンルの約2000曲を残した作曲家・中山晋平(1887~1952)の生涯を、彼の音楽とともにつづっていく。

 晋平役は、映画初出演にして初主演となる歌舞伎俳優・中村橋之助。28歳の橋之助が新たなジャンルに挑戦し、18歳から亡くなる65歳までを見事に演じきった。このほか、晋平が自分の音楽の理解者と知り結婚を決める敏子役に志田未来、『東京行進曲』や『東京音頭』の作詞家・西條八十役に渡辺大、劇団芸術座の俳優・沢田正二郎役に染谷俊之らが出演する。



 メガホンを取ったのは、年間邦画配給収入1位を記録した『ハチ公物語』(1987年)、『遠き落日』(92年)、『ひめゆりの塔』(95年)などで知られる巨匠・神山征二郎氏。監督人生50年を超える名匠は、晋平の出身地である長野で暮らしており、晋平の楽曲と人生に魅せられ、「この映画を集大成にしたい」との覚悟で臨んだ。脚本は『クライマーズ・ハイ』『孤高のメス』『凪待ち』『碁盤斬り』の加藤正人氏が手掛けた。

■コメント

◇中村橋之助

 映画初出演、初主演という機会をいただきました。時代は変われど必ず皆さんが一度は耳にしたことのある多くの楽曲を世に出された中山晋平さんの65年の生涯を、私1人で演じさせていただいております。神山監督の想いを名だたる共演者の皆さまと共に形にしました。手前味噌な言い方ですが、とても良い作品ができあがりました!

 幼少期から亡くなられるまで描かれるこの作品。皆さんおひとりおひとりの“今”と晋平さんの“その時”を重ねて映画館で感じながらご覧になっていただきたいと願っております!ひとりでも多くの方に映画館の座席でその空気の中で感じていただけたらうれしいです!私と皆さまが映画館で会えるのはこれが初めてです!普段劇場でお会いしている皆さまにもぜひ、映画館でお会いしたいと思います。

◇神山征二郎氏

 若い頃から歌が好きで、歌手になろうかと思った時期もあり、僕も岐阜の田舎育ちだから、中山晋平にはシンパシーを感じて昔から興味がありました。大学の後輩にあたる新田プロデューサーから「中山晋平の映画をやりませんか」と言われた時は、ふたつ返事で「やろう!」と答えました。撮影を終えて、これほど多くの人から「早く観たい、早く観たい!」と言われるのは、『ハチ公物語』以来で、何か大きな手応えと期待を感じています。いくつもの歌とたくさんの愛にあふれた多くの人に喜んでもらえる映画ができました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください