佐野勇斗、清原果耶と“大学同期”ギフテッド役 出会いは桜の木の下 10月新ドラマ『マイダイアリー』【コメント】

10月期ドラマ『マイダイアリー』に主演する清原果耶

　俳優・清原果耶が主演を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系の新ドラマ『マイダイアリー』（10月20日スタート、毎週日曜　後10：15）に、佐野勇斗が出演することが12日、発表された。

【写真】『マイダイアリー』平凡な大学生を演じる清原果耶

　同作は、社会人1年目の主人公が、日々の些細な出来事をきっかけに大学時代を振り返る中で、男女5人の群像をノスタルジックに描くヒューマンドラマ。脚本家・兵藤るり氏が完全オリジナルで書き下ろす。

　主人公・優希（清原）の大学時代はごく平凡で、家庭教師のアルバイトをしながら大学に通い、友人と一緒に講義を受け、母親からは「優しい人になりなさい」と育てられ…。そうしたストーリーで、佐野は非凡な資質を持つ青年・徳永広海として登場し、どことなく物足りなさを感じていた優希の大学生活に優しい変化をもたらし、男女5人の大学生が集うきっかけを作るキーパーソンとなる。

　広海は、アメリカの大学に進学するも挫折し、大学3年生から優希が通う大学の理学部数学科に編入。優希とはキャンパス内で出会う。3年生の新学期が始まったある日、桜の木の下で夢中になって数式を書いていた広海は、どこか他者と違う空気をまとっており、優希の視線を引きつける。

　実は数学に特異な才を見出されたギフテッド。幼少期から知識欲旺盛で特別な存在として扱われてきたため、同年代と共通の経験や認識がなく、肩書きだけで先入観を持つ周囲に苦しむなど、対人関係に苦手意識を持っている。優希とのふとした出会いをきっかけに、他の学生とも交流を始め、次第に新たな人生の扉を開いていく。

　佐野は、2015年に俳優デビューし、18年の映画『ちはやふる -結び-』で日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞して飛躍。劇場版『TOKYO MER』やドラマ『トリリオンゲーム』など話題作を経て、今年は連続テレビ小説『おむすび』や、映画『六人の嘘つきな大学生』や劇場版『トリリオンゲーム』の公開が控える。

■徳永広海（とくなが・ひろみ）役／佐野勇斗　コメント
徳永広海役を演じます。佐野勇斗です。人は生きていればさまざまな過去があると思います。その過去に蓋をせず、向き合い、友に気付かされ成長していく。そして「今」を精一杯生きることの大切さを届けられたらなと思います。キャスト、スタッフ全員で心を込めます。見てくださる皆さんの、閉ざしていたダイアリーの蓋もそっと開けられますように。