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藤ヶ谷太輔、初めて役の小道具を自腹購入 『傲慢と善良』原作者・辻村深月氏も感激「書いてよかった」

ORICON NEWS / 2024年9月11日 19時38分

映画『傲慢と善良』ジャパンプレミアに登場した(左から)萩原健太郎監督、倉悠貴、奈緒、Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔、桜庭ななみ、辻村深月 (C)ORICON NewS inc.

 Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が11日、都内で行われた映画『傲慢と善良』ジャパンプレミア(27日公開)に登壇。本作で演じた主人公・西澤架が、作中で身に付ける時計を自分で購入したことを明かし、同イベントにも身につけて登場した。

【写真】微笑ましい!笑顔で見つめ合う奈緒&藤ヶ谷太輔

 本作は、辻村深月氏の同名小説(朝日文庫/朝日新聞出版)を、藤ヶ谷と奈緒のダブル主演で映画化。西澤架(藤ヶ谷)と坂庭真実(奈緒)はマッチングアプリで出会い、婚約するもその直後、真実が突然失踪してしまう。彼女を探すうち“知りたくなかった過去と嘘”が明らかになる。思わぬ場所で再会した2人が最後にたどり着く“一生に一度の選択”を描く、感動の恋愛ミステリー。



 かねてから原作ファンを公言してきた藤ヶ谷は、イベント冒頭のあいさつで「夢が形になる瞬間ですので、ドキドキふわふわしています」と少し緊張した面持ち。主演が決定した時は「心からうれしかった。原作に出会ったときは、とにかくこの小説が面白いということを伝えているだけで、いつか実写化で自分がやりたいという思いはなかったんですけど、それがこうやって形になっていったことがすごくうれしかった」と笑顔を見せた。

 また、本作の内容にちなみ「一生に一度の選択」について話が及ぶと、藤ヶ谷は「劇中で架がつけていた腕時計を自分で買いました。やっぱり夢がかなう瞬間ですし、自分にとっても本当にものすごく大切な作品なので、その時間を過ごしたものを買おうと思いました」といい、「劇中のものを買うというのは今までなかったんですけど、後々後悔しそうだなと思って」と話す。そしてイベントでも身に付けていたその腕時計を見せ「お守りのような感覚です」と明かした。

 その言葉を聞いた辻村氏は「すごくうれしいです。そんなに思い入れを持って演じてもらえるって、著者としてもうれしいですし、本当に書いてよかったなと思います」と感激。藤ヶ谷は「“書いてよかったな”ってすごくない…!」とテンションを上げて喜んでいた。

 イベントには俳優の奈緒、倉悠貴、桜庭ななみ、萩原健太郎監督も登場した。

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