綾野剛『劇場版ドクターX』出演、大門未知子の過去を知る重要人物「ご褒美のようなひと時でした」 予告映像も解禁

『劇場版ドクターX』（12月6日公開）綾野剛の出演を発表 （C）2024「劇場版ドクターX」製作委員会

　俳優の米倉涼子が主演する人気ドラマを映画化した『劇場版ドクターX』（12月6日公開）に、俳優の綾野剛が出演していることが明らかになった。大門未知子（米倉）の医大生時代の同期で、彼女の知られざる過去を唯一知る重要人物、河野明彦を演じる。あわせて、シリーズ史上最大の敵が立ちはだかるストーリーに踏み込んだ最新予告映像が解禁となった。

【動画】史上最大の敵が立ちはだかる予告映像

　“絶対に失敗しない”フリーランスの外科医・大門未知子が、難易度の高い手術を行い、群れ・権威・束縛…といった概念を打ち砕いて活躍する姿を描き、現在までに7シリーズが放送された国民的人気ドラマ『ドクターX』。ドラマ誕生から12年、脚本・中園ミホ、監督・田村直己（テレビ朝日）らシリーズをけん引してきた最強の布陣により、初映画化が実現した。

　劇場版で初めて明かされるのは、”失敗しないハケンの外科医”誕生の秘密。未知子の過去を知る河野は、開業医として広島の呉で診療所を営んでおり、未知子のルーツを探るために訪れた森本（田中圭）と出会う。

　綾野は「俳優デビュー作で田村直己監督とご一緒させていただき、プロデューサーの内山聖子さん、主演の米倉涼子さんにも別作品で大変お世話になりました。そして10年ぶりに圭とも共演でき、役者を続けている事で叶うご縁がまたひとつ結実し、ご褒美のようなひと時でした」と特別な想いを語る。

　2003年の『仮面ライダー555』（テレビ朝日）で俳優デビューした綾野は、内山プロデューサーが担当した『ハゲタカ』（18年）に主演、米倉とはNetflixシリーズ『新聞記者』で初共演している。

　本作への出演について「長い間、たくさんの視聴者の方々を魅了し、愛されてきた作品にお声をかけていただきとても光栄でした。この作品の一部になれていたら幸いです」とコメントを寄せている。

　あわせて解禁となった最新予告映像では、染谷将太が一人二役で演じる、東帝大学病院の新院長・神津比呂人と、比呂人の弟で医療機器メーカーのCEO・多可人の天才双子が登場。就任早々、「高齢の先生たちは全員集団自決」とありえない要求をし、サイコパスぶりを発揮する比呂人に困惑する東帝大学病院の面々。そして、感情をあらわにし比呂人を問い詰める未知子…。いまだかつてないシリーズ史上“最大”“最悪”“最強”の敵、天才双子の目的とは…？

　さらに、未知子が医師免許をはく奪されてしまう程の危険な手術に挑む姿や、多くの銃を向けられている姿など、幾多の危機に立ち向かう場面も映し出され、これまで以上にスケールアップしていることを予感させる。

　後半では森本が古びた大門診療所を訪れ、ついに大門未知子誕生の秘密に迫る。”失敗しないハケンの外科医”はどのようにして生まれたのか。かつてない危機、そして緊迫感に包まれた予告映像となっている。