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堤幸彦監督×仲間由紀恵、最強タッグによる沖縄を舞台にした映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』公開決定

ORICON NEWS / 2024年9月12日 8時0分

堤幸彦監督×仲間由紀恵、映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』2025年3月公開決定

 「TRICK」シリーズをはじめ、『天空の蜂』、舞台『テンペスト』など、多くの作品でタッグを組んできた堤幸彦監督と、俳優・仲間由紀恵による映画の正式タイトルが『STEP OUT にーにーのニライカナイ』に決まり、来年(2025年)3月に東京・新宿ピカデリーほかで全国公開されることが発表された。

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 本作の舞台は音楽やダンスが生活に溶け込んでいる沖縄。母親の朱音(あかね)、妹の舞(まい)と3人暮らしの照屋踊(てるや・よう)は、ダンススクールのリサに憧れ、ダンスを始める。朱音は家計を支えるためスナックで働き、人との関わりが苦手な舞はスクールの前でいつも兄の姿を一心に見つめていた。やがて踊はリサとペアを組み、その才能を開花させていく。



 そんな中、朱音のもとに一本の電話があり、ある男が訪ねてくる。偶然、家の前でその男を目撃する踊。後日、テレビでダンスオーディションを開催すると発表した音楽プロデューサーのHIROKIが、その男だった…。動き出す運命。憧れだったダンスパートナー、友人や地元の人々、大切な母、そして妹とのつながりの中で、踊は何を思い、何を見つけるのか…。

 シングルマザーの朱音役に仲間、その子どもの踊と舞を演じるのは、2023年に再始動した沖縄アクターズスクール出身のSoulと又吉伶音、そしてストーリーのカギを握る音楽プロデューサーをEXILEの橘ケンチが演じる。

 自らの出身地である沖縄での撮影について仲間は、昨年12月の撮影中に行われた制作発表会見で「沖縄の地で仕事をさせてもらえるというありがたい気持ちでいっぱい。かわいい子供たちのお母さん役になることができて、島の空気に助けられたと感じました」と話す。

 また、仲間と20年以上の付き合いである堤監督は「今回の作品では、仲間さんらしくないシーンもたくさんあるが、それも沖縄の空気感があるからこそ、にこやかに演じていただけた。僕自身が撮影しながら感動している」とコメント。

 今回初解禁された正式タイトルの「STEP OUT」は、「一歩踏み出す」「殻を破る」という意味で、沖縄に暮らす踊が、ダンスをきっかけに現状から抜け出し、挑戦していく物語にちなんだネーミングとなっている。

 あわせてお披露目となったティザーポスターのビジュアルでは、沖縄の海と空を背景に躍動する踊を、朱音がまるで太陽のように見守っている。沖縄の豊かな自然を背景に、彼がどのように成長し、どんな未来をつかむのか、仲間のまぶしいくらいの笑顔も印象的なビジュアルとなっている。

 サブタイトル「にーにーのニライカナイ」は舞役の又吉が書いた直筆のタイトルで、かわいらしい文字の中にも、兄を慕い、静かに兄の背中を見守る妹の強さを感じることもできる。なお、今回解禁となったティザービジュアルは沖縄の全劇場や新宿ピカデリーほかの映画館で掲出される。

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