社長になった夏（松雪泰子）、密子（福原遥）を裏切る 『マル秘の密子さん』第8話あらすじ

土ドラ10『マル秘の密子さん』第8話より（C）日本テレビ

　俳優の福原遥が主演を務める、日本テレビ系土ドラ10『マル秘の密子さん』（毎週土曜　後10：00）の第8話が、あす14日に放送される。それに先立って、あらすじと場面写真が公開された。

【場面写真】九条遥人（上杉柊平）の手を引く密子（福原遥）

　謎に包まれた本宮密子（福原）は、どんな手を使っても依頼者を必ず成功させる“トータルコーディネーター”。密子とタッグを組んだ、不運続きのシングルマザー・今井夏（松雪泰子）は、先祖代々続く華麗なる一族・九条家に立ち向かい、“女社長”への大変身劇を目指す。魅惑のサクセスストーリーか、怒濤のサスペンスドラマか、すべてがベールに包まれた作品となっている。

　密子は、姉を苦しめた九条家から社長の椅子を奪い取り、夏を九条開発の新社長に就かせることに成功した。夏の社長としての権限を利用し、姉の命を奪った火災事故の真相を突き止めようとする。

　夏が社長に就任したことで、今井家と九条家の立場は完全に逆転。それまで借家住まいだった今井家には九条の屋敷が与えられ、息子・智（清水尋也）も娘・彩（吉柳咲良）も社員たちから一目置かれる存在になる。一方、九条遥人（上杉柊平）と九条玲香（志田彩良）は屋敷を追い出され、社内でも肩身の狭い地下倉庫に追いやられてしまう。息子を社長にできなかった九条美樹（渡辺真起子）はショックでホテルに引きこもり、会長の九条五十鈴（小柳ルミ子）も引退の意向を固めた。

　生まれ変わった九条開発の第一歩として100周年記念プロジェクトの成功を誓う夏に、密子は「もうひとつ大事なことが」と、火災事故の調査チームの立ち上げを求める。警察にも再調査を依頼すれば、火事の真相は必ず明らかになるはず。「覚悟してくださいね遥人さん」と、火事を起こした疑いのある遥人に宣戦布告する。

　しかし、その直後に大切な姉の日記が何者かに盗まれ、密子のアトリエもめちゃくちゃに荒らされる。今までともに闘ってきたはずの夏が急に態度を裏返し、「密子さんは、この会社の方ではないですし」と密子を部外者扱いする。密子は盗難の犯人捜しをさせてもらえず、九条開発を追い出される。

　火事の真相を突き止めようとする密子を蚊帳の外に追いやる夏の真意とは。