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『光る君へ』一条天皇へ思いを伝えた彰子 見上愛が語る【君かたり】

ORICON NEWS / 2024年9月15日 21時0分

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK

 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原彰子を演じる見上愛の声を紹介する。

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――まひろについて
まずは帝(一条天皇)、自分の大好きな帝のお心をつかむ物語を書いているということが一つと、そういう帝に対して臆することなく自分の意見を自分の言葉でもってお話することができるっていうところに、たぶんほかの今までの女房さんとは違うものを感じていて、彰子のことをちゃんと見ているよっていうことをまひろが一生懸命伝えてくれるシーンがあって、そこでやっぱりほかの女房さんは「不思議な子」とか「大人しい子」って彰子のことを見ていたのかもしれないけど、まひろだけはまた違う見方をしてくれていたんだなっていうふうに彰子自身も感じていたんだと思います。



――まひろに心の内を指摘されるシーン
こんなにも自分のことを見てくれている人がいたんだっていうことに結構衝撃を受けたし、うれしかったし、「帝への気持ちを言葉にしなさい」みたいなことを言われるんですけど、それを言われたときは、今まで誰もそんなことを言ってくれなかったから「私、言葉にしてもいいんだ」って少し解放じゃないけど、何か今まで絡まっていた糸みたいなものがほどけていく感覚がありました。

「帝への思いを伝えたらどうですか」っていう、そのシーンの中で「帝への思いだけじゃなくて、お父さん(藤原道長)のことも、あなたすごく見ているよね」っていうことをまひろは言ってくれて、それもすごくうれしくて、お父さんの政治のやり方とか、いろんな思惑とか、娘の思いとか、そういうのを彰子はわかっていないってみんなが思っていたと思うけど、実は彰子は全部わかったうえで口をつぐんでいるっていうのをまひろだけは見てくれていたっていうのを伝えてくれていたので、すごく大事なシーンだったし、ここから彰子自身もまひろとか、お父さんとの関係性もここから変わっていくきっかけになるんじゃないかなと思いました。

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