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真田広之「第76回エミー賞」歴史的快挙のその先へ「日本の素晴らしい題材や才能を世界に発信していきたい」

ORICON NEWS / 2024年9月16日 15時49分

チーム『SHOGUN 将軍』「第76回エミー賞」授賞式後の集合写真 (C)2024 Getty Images/Getty Images for Disney/Photo by Frazer Harrison/Getty Images

 米国テレビ界の“アカデミー賞”ともいわれる最高峰の賞「第76回エミー賞」の授賞式が米ロサンゼルスで現地時間15日(日本時間16日)に行われ、真田広之がプロデュース・主演を務めた『SHOGUN 将軍』が、作品賞・主演男優賞・主演女優賞などエミー賞史上最多18部門を制覇、そのうち、日本人の受賞者も史上最多9人にのぼる歴史的な快挙を成し遂げた。授賞式後の真田のコメントが到着した。

【画像】主演女優賞を受賞したアンナ・サワイほか授賞式の写真

 真田は「この度のエミー賞受賞、大変光栄です。『SHOGUN 将軍』のスタッフ・キャストと分かち合いたいと思います。また、子役の頃からお世話になった全ての方々、そして支えていただいたファンの皆さんに、あらためて感謝いたします。これを励みに、今後も俳優として新たな挑戦を模索しながら、日本の素晴らしい題材や才能を世界に発信して参りたいと思います。ありがとうございました」と、改めて感謝の言葉を伝えた。



 『SHOGUN 将軍』は、ジェームズ・クラベルの小説を原作とする、日本の戦国時代を舞台に武将とその家臣となったイギリス人航海士などをめぐる物語。アメリカの有料テレビチャンネル「FX」が制作し、動画配信サービスなどを通じて世界的なヒットとなった。日本では、ディズニーの公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」にて配信されている。

 今回のエミー賞では、ドラマシリーズ部門にて本年度最多25ノミネートを受け、日本人キャスト・スタッフ史上最多11人の名前が挙がった。先に発表された、主に製作・技術に携わった人々に贈られる「クリエイティブ・アーツ・エミー賞(Creative Arts Emmy Awards)」では、7人の日本人を含む、最多14部門を受賞。この時点ですでに史上最多受賞作品となっていた。

 この日、【作品賞】のほか、徳川家康にインスパイアされた武将・吉井虎永を演じた真田が【主演男優賞】を獲得。これは、1980年にドラマ化された『将軍 SHOGUN』で、主演を務めた三船敏郎が受賞を逃していた賞で、真田が悲願の受賞を成し遂げる形となった。

 さらには、英国人航海士<按針>通詞であり、虎永のもとで戦乱の世を生き抜いた鞠子役のアンナ・サワイが【主演女優賞】。【監督賞】も受賞し、最多受賞記録を18部門に更新。まさに『SHOGUN』が天下を獲った。

■真田広之:主演男優賞受賞時の英語スピーチより翻訳

 「この場に立てる事を誇りに思います。奇跡です。FX、ディズニー、Hulu、ありがとう。クルーとキャストの皆様、SHOGUNに関わってくれた皆様、最後まで私を信じて、サポートしてくれてありがとう。本作は東と西が(壁を越えて)出会う夢のプロジェクトでした。とても難しいプロジェクトでしたが、全員が一致団結しました。私たちは全員で奇跡を作る事ができました。そして我々は共により良い未来を作ることができます。本当にありがとう!」

■真田広之:作品賞受賞時のコメント(日本語)

 「これまで時代劇を継承して支えてきてくださった全ての方々そして監督や諸先生方に心より御礼申し上げます。あなた方から受け継いだ情熱と夢は海を渡り、国境を越えました」

■「第76回エミー賞」ドラマシリーズ部門 『SHOGUN 将軍』受賞結果一覧(★=受賞)

★(1)作品賞
★(2)主演男優賞:真田広之
★(3)主演女優賞:アンナ・サワイ
 (4)助演男優賞:浅野忠信
 (5)助演男優賞:平岳大
★(6)ゲスト男優賞:ネスター・カルポネル
★(7)監督賞:フレッド・トーイ監督
 (8)脚本賞:第1話「安針」 レイチェル・コンドウ、ジャスティン・マークス
 (9)脚本賞:第9話「紅天」 レイチェル・コンドウ、カイリン・プエンテ
 (10)撮影賞:第1話「安針」 クリスト・ファーロス
★(11)撮影賞:第9話「紅天」 サム・マカーディ
★(12)編集賞:マリア・ゴンザレス、三宅愛架 他
 (13)テーマ曲賞:アッティカス・ロス 他
 (14)作曲賞:アッティカス・ロス 他
★(15)キャスティング賞:ローラ・シル、川村恵 他
★(16)プロダクションデザイン賞:ヘレン・ジャービス 他
★(17)音響編集賞:ブライアン・アームストロング、山内あや子 他
★(18)音響賞:スティーブン・ペターソン、赤工隆 他
★(19)視覚効果賞:マイケル・クリエット 他
★(20)スタント・パフォーマンス賞:南博男、帯金伸行 他
★(21)メインタイトルデザイン賞:ナディア・ツオ 他
★(22)メイクアップ賞 歴史劇&ファンタジー部門:レベッカ・リー 他
★(23)プロステティック メイクアップ賞:トビー・リンダラ 他
★(24)衣装デザイン賞:カルロス・ロサリオ、田中謙一 他
★(25)ヘアースタイリング賞:サンナ・セッパネン 他

★(26)特別番組『The Making Of Shogun』が短編部門のノンフィクション/リアリティシリーズ賞を受賞

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