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江口のりこ、1年前の撮影「すみません…忘れましたわ」申し訳なく回答も作品愛は強く「本当に大好き」

ORICON NEWS / 2024年9月16日 19時57分

映画『愛に乱暴』トークショーに登場した江口のりこ (C)ORICON NewS inc.

 俳優の江口のりこ、小泉孝太郎が16日、都内で行われた「映画『愛に乱暴』妻と夫の上映後トークショー」に登壇。小泉が1年前に行われた撮影エピソードを聞かれ、江口とのやり取りを話すも「まったく覚えてないんですわ」ときっぱり答えて笑いを誘った。

【全身ショット】江口のりこ&小泉孝太郎が観客と気さくなQ&A

 トークで、昨年8月、酷暑の中で撮影が行われた当時を振り返った。小泉が演じたのは、妻に無関心で不倫にいそしむダメ夫という役どころで、「僕、覚えているのは、江口さんと撮影現場でお会いして、夫婦役を演じられるのはすごく嬉しいんですけど、 こんな役ですから…本当に江口さんに心苦しい気持ちでいると思います、みたいなことを話したんです」と話した。



 MCから「江口さんはこのエピソードを覚えていますか?」と聞かれた江口は「うん、覚えてないの」とばっさり。続けて「控え室でずっと一緒だったので、いろんなお話はしましたね。映画のことよりも全然関係ない趣味の話とか。なんでそんなゴルフ好きなん?とかそういう話を」と答え、会場は笑いに包まれた。

 小泉がまた「こんな男で…」とキャラクターについて話すと、江口は「それは脚本にそう書いてあるんだから」とあっさり。小泉は「撮影時も同じことをおっしゃってくださいました」と振り返るが、江口は「すみません…忘れましたわ」とすっかり忘れていた様子。「あんまり覚えてないんですよ」と申し訳なさそうに答えた。

 しかし江口の同作にかける思いは強く、鑑賞した観客に向かって「私はこの映画や、この映画を一緒に作った人たちのことが本当に大好きなので、こうやって各地で上映されていることが本当に嬉しいなって思ってます。今日は本当にありがとうございました」と感謝を伝えていた。

 同作は、『悪人』『怒り』など人間の複雑な感情とその裏に隠された本質を鋭くあぶり出してきた吉田修一氏の同名小説を、『おじいちゃん、死んじゃったって。』『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大監督が映画化。イベントには、森ガキ侑大監督も参加した。

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