“大トリ”サザンの呼び込みで出演者総出の大団円 5年ぶりのひたちなか『ロック・イン・ジャパン』20万人動員
ORICON NEWS / 2024年9月25日 16時1分
『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA』大トリを務めたサザンオールスターズ(C)ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA
25周年を迎え5年ぶりにひたちなかに帰ってきた『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA』(9月14・15、21~23日 茨城・国営ひたち海浜公園)が23日に最終日を迎え、5万人を動員。5日間合計で20万6871人を熱狂させた。
悪天候も予想されたが、アーティスト、スタッフ、ファンの祈りが通じたのか好天に恵まれ、海風も涼しく感じられる絶好のフェス日和となった。
海津亮プロデューサーの前説では、ひたちなか市出身の新卒2年目のスタッフが紹介され、会場は和やかな雰囲気に包まれながら最終日がスタートした。
トップバッターのヤバイTシャツ屋さんは「あつまれ!パーティーピーポー」からエンジン全開、続くももいろクローバーZはロッキンメドレーから「行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-」まで明るい声とダンスで魅了、その後の緑黄色社会も「Mela!」など、長屋晴子(Vo)の抜群の歌唱力でも会場を沸かせた。
Creepy Nutsの大ヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」では会場全体に地響きが起こるほど一体感が生まれ、WANIMAは「ともに」などのナンバーで会場を一層ヒートアップさせた。
THE YELLOW MONKEYは「SPARK」「太陽が燃えている」「LOVE LOVE SHOW」など、これでもかと言うくらいの大ヒットナンバー8曲を熱唱し、吉井和哉(Vo)は第1回のロッキンに出演してからのこれまでのバンド活動を振り返った。
そして、いよいよ大トリで登場したのは、今年のロッキンが最後の夏フェス出演になると公言していたサザンオールスターズ。メンバーは登場すると5人で手をつなぎ会場に一礼、この瞬間を待っていたファンは大きな拍手と歓声で迎えた。
注目された1曲目は、ラジオで桑田佳祐(Vo)が令和の時代にこの歌詞はつくれないと言っていた1978年発表の「女呼んでブギ」。その後は新曲「ジャンヌ・ダルクによろしく」「恋のブギウギナイト」から、往年のヒットナンバー「いとしのエリー」「真夏の果実」「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」などを惜しみなく披露。「みんなのうた」での放水、「マンピーのG★SPOT」ではロッキン仕様のマンヅラとお決まりの演出で会場は興奮のるつぼと化した。
「もっとやりますかー」と始まったアンコールでは、「希望の轍」に続けて、デビュー曲「勝手にシンドバッド」は砂まじりの茅ヶ崎ならぬ“ひたちなか”で歌い始め、最後はこの日出演した全アーティストが登場して大団円の中フィナーレ。名残惜しい雰囲気が会場に残る中、終演後はひたちなかの夜空に大きな花火が打ち上がった。
最終日を通して各アーティストが語っていたのがサザンオールスターズへのリスペクト。また、サザンも最後のステージに全アーティストを呼び込み、連呼することで、その想いに応えた。
サザンの夏フェス最後のステージで、桑田は『ロック・イン・ジャパン』、ひたちなか、後輩アーティスト、そして渋谷陽一会長へのリスペクトを感じさせた。
「ロック・イン・ジャパンは永遠に」「また逢う日まで」、桑田の最後のメッセージに26年目以降のロック・イン・ジャパンのさらなる盛況を予感させた。
■『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA supported by au』動員数
会場:国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)
9月14日(土):3万638人
9月15日(日):5万人
9月21日(土):3万5451人
9月22日(日・祝):4万782人
9月23日(月・振休):5万人
5日間合計動員数 20万6871人
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