『スノードロップの初恋』宮世琉弥がヒロイン役・小野花梨をべた褒め「出会ってきた中で一番と言えるくらい素敵な方です」 連ドラ初主演にも意気込み【インタビュー】
ORICON NEWS / 2024年9月26日 7時0分
俳優の宮世琉弥が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系火ドラ★イレブン『スノードロップの初恋』(毎週火曜 後11:00)が10月1日にスタートする。宮世は今作が連続ドラマ初主演となり、無邪気で自由奔放ながらも孤独な死神役に挑戦。ヒロイン・奈雪役を、小野花梨が演じる。そんな二人がドラマの放送を前に、作品やお互いの印象について語った。
【写真】変なイケメン?小野花梨に紹介された宮世琉弥たち
同作は、初めて人間界に降り立った死神・片岡朔弥(かたおか・さくや)が、幼くして父親を亡くし、唯一の肉親である弟を育てるために自分の人生を捧げてきた望月奈雪(もちづき・なゆき)に出会い、少しずつわかりあい、次第にひかれ合っていくラブストーリー。しかし、そんな二人の前に人生を大きく変える運命が待ち受けていた。
――台本を読んだ感想と自身の役柄について教えてください。
宮世:死神と聞いていたので、台本を読む前は本当にどういう人物なのかとか、どんな世界観で描かれるんだろうなとか、すごい気になって読ませていただきました。読んでみると、本当に死神が人間の体を借りて現代に降りて、人と関わっていって、人間らしさや感情を徐々に学んでいくっていうのが、知識しかなかったものに対して五感が入ってくるっていう、今までにない作品だと感じました。
小野:私も死神と恋愛をするというお話だけ聞いていて、「どういうことだろう?」と思っていたのですがなじみのない設定でも、スッと入ってくるような何気ないやり取りだったり、リアリティのある感情の描写だったり、非常に共感性の高いラブストーリーだと思いました。あとはやはり、宮世さんが死神をやるビジュアルの無理のなさ。とても美しく、人間離れした存在としての説得力に脱帽しました。
――演じるにあたって取り組もうと考えていることはありますか?
宮世:さきほど本読みをしてきたのですが、どこまで(人間らしさを)知ってる感覚で、どこまでが知らないというのも自分の中でもすごく難しいんです。僕以外のキャラクターから感じたものだったりとか、そういうものを素直に受け取ってお芝居していけたらいいなと思いました。死神は難しいんですけど、 一つひとつにちゃんと初心に帰って演じようと心がけています。当たり前のこととかだと忘れがちになっちゃうと思うんですけど、それこそおいしいだったり、本当に一つひとつご飯食べる時に「こんなの食べたことがない」とか。そのためにも、自分がまだ食べたことのない食べ物を食べてみようと思いました。
小野:私が演じさせていただく奈雪は視聴者の方にきっと一番共感していただける役どころなのではないかと思います。全体のバランスを取りながら沢山の方に愛していただけるよう励みます。奈雪は経理の仕事をしているのですが、私は数字が得意ではなくて。これを機にちゃんと数字に向き合って生きていこうと思います(笑)。
――死神にちなんで、お二人が最後の晩餐で食べたいものは何ですか?
宮世:おにぎりです。ツナマヨが好きなので、ツナマヨと梅ですね。あとはカレーです(笑)。
小野:最後の晩餐って1個じゃなきゃダメなんじゃない(笑)?私はドーナツですかね。出来るだけもちもちしていて大きいドーナツが食べたいです。
――ドラマの軸として、「自分を大切にして自分らしく生きることを学ぶ」という言葉がありますが、お二人が大切にしていることはありますか?
宮世:流されないようにはしています。たぶん、僕は何事も流行があると逆を行きたくなっちゃうんです。でも好きなものはずっと変わってないですね。洋服とかも好きなブランドとかだったら、もう中学生からずっと好きなブランドを着ています。
小野:めんどくさがり屋なので、気が付いたら自分を疎かに、後回しにしてしまうんですよね。せかせかしているなって時は、自分がうるさいと思うくらい、自分の面倒を見る。良い香りのボディクリームをゆっくりたっぷり塗ったり、寝る前にアロマキャンドルを焚いたり。自分を過剰にいたわるという姿勢を、自分に見せつけています。
――お互いの印象を教えてください。
宮世:今日初めてお会いすることにすごく緊張していたのですが、小野さんがすっごく明るい笑顔で「おはようございます!」って言ってくださって、一気に今日の緊張も吹き飛んで安心しました。僕が出会ってきた中で一番と言えるくらい素敵な方です。こんな素敵な挨拶してくださる方いるんだっていうのですごく衝撃を受けました。
小野:宮世さんは20歳なんですよね。私26歳なので、6歳の差があるのですがそんなこと忘れてしまう程しっかりしていて、とっても魅力的。今日初めてお会いしたのですがもう既に不安なことがは何もなくて安心して全てを委ねられるような気がしています。
――宮世さんは初主演ですが、その意気込みをお願いします。
宮世:まだわからないこともたくさんありますし、主演をやらせていただく実力もまだないっていうのは自分でもわかっているので、まずはちゃんとしっかりと役に向き合う背中を皆さんに見せられたらいいなと思っています。うまく立ち回ろうとはせずに、初心に帰って、今まで通り全力でお芝居に向き合いたいです。自分らしく、あえて何も変えず頑張りたいと思います。
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