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笑福亭鶴瓶&原田知世、ある夫婦の実話を映画化『35年目のラブレター』安田顕、徳永えり、江口のりこら出演

ORICON NEWS / 2024年9月26日 7時0分

映画『35年目のラブレター』(2025年3月7日公開)(C)2025「35年目のラブレター」製作委員会

 ある夫婦の本当にあった話を映画化した『35年目のラブレター』(2025年3月7日公開)。主人公・西畑保役を笑福亭鶴瓶、その妻・皎子役を原田知世、西畑夫妻の若かりし頃を重岡大毅(WEST.)と上白石萌音が演じる本作の出演者が新たに発表された。

【画像】笑福亭鶴瓶・原田知世の直筆コメント

 戦時中に生まれ、十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人になった主人公が。自分を支え続けてくれた最愛の妻への感謝を手紙で伝えようと、夜間中学に通い始め、一から文字を習って奮闘するストーリー。結婚35年の月日の中で、西畑夫妻が乗り越えてきた困難やかけがえのない幸せな時間を丁寧に描く。

 保が通うことになる夜間中学の教師・谷山恵役に安田顕。保に手を差し伸べ、長年にわたりじっくりと読み書きを教え支える教師という役どころを演じた安田は、「本当に素晴らしい作品。歳を重ねると挑戦することが少なくなっていくと思っていましたが、本作を通じて、いくつになっても自分次第で挑戦できると痛感しました」とコメントを寄せた。



 西畑家の長女で、保や皎子の悩みに寄り添い気に掛けるしっかり者の長女・浩実役に徳永えり。「あっという間だった」という撮影について徳永は「撮影の合間も本当の家族のようにお話をさせていただきました。家族らしい良い空気感が出ていると思います」と手応えを語っている。

 読み書きができずなかなか職につけなかった保を迎え入れる“寿司勝”の大将・逸美役に、笹野高史。戦争で亡くした両親に代わり皎子を女手一つで育て上げた快活な姉・佐和子役に、鶴瓶と映画『あまろっく』(24年)でも共演した江口のりこ。

 絶妙なギャグを織り交ぜながら回覧板を届けに来る西畑家の永遠のお隣さん・光江役に、くわばたりえ。さらに、浩実の夫・一秀役に本多力。西畑家の次女・美紀役に、ぎぃ子。美紀の夫・信介役は、辻本祐樹が演じる。

■安田顕(谷山恵役)のコメント

 この作品は本当に素晴らしく、参加できてうれしかったです。撮影前に「えんぴつの会」という自主夜間中学を見学させていただき、谷山恵先生という役を自分の中に落とし込んでいきました。歳を重ねると挑戦することが少なくなっていくと思っていましたが、本作を通じて、いくつになっても自分次第で挑戦できると痛感しました。「つらいことがちょっとのことで幸せに変わる」という保さんの台詞を、本当に説得力を持って証明してくれる作品です。ぜひご覧になってください。

■徳永えり(浩実)役

 撮影はあっという間に終わってしまい、もっと共演の皆さんと一緒にいたかったです。撮影の合間も本当の家族のようにナチュラルなお話をさせていただき、その延長で、お芝居の上でも家族らしい良い空気感が出ていると思います。最近は手紙を書く機会が少なくなっていましたが、本作を通じて、手紙は形に残りその手紙を読み返すと温かい気持ちになるのだと改めて実感しました。皆さんもぜひこの映画をご覧になって、大切な方に手紙を書いて残していただきたいなと思います。

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