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【RIZIN】矢地祐介「打撃もできること忘れないで」vs.宇佐美正パトリック「圧倒的に勝ってタイトル挑戦へ」

ORICON NEWS / 2024年9月27日 16時58分

矢地祐介(左)、宇佐美正パトリック (C)ORICON NewS inc.

■『Yogibo presents RIZIN.48』試合前インタビュー(27日・都内ホテル)
 大会まで2日後となった『RIZIN.48』(さいたまスーパーアリーナ)の第5試合で対戦する矢地祐介と宇佐美正パトリックが、試合に向けた意気込みを語った。

【写真】試合に向けて意気込みを語る矢地祐介&宇佐美正パトリック

 RIZIN初期から支えてきた“お祭り漢”矢地と、ボクシングで高校6冠を達成し東京オリンピックの候補にもなっていた宇佐美。年齢差10歳の世代闘争で、勝ったほうがRIZINライト級のタイトルマッチに近づき、敗れるとタイトルレースから大きく脱落する。

 矢地は宇佐美について「打撃のスキルもスピードもあって、体の力も強いレベルの高い選手」と高く評価し、「打投極のMMAを混ぜて自分の流れに持っていく。自分のやりたいことをやる」と試合をイメージしている。



 RIZIN出場直後は打撃での勝利が多かった矢地だが、MMAファイターとして成長していく中で寝技も習得し、最近の勝利も一本勝ちが多いためRIZIN公式サイトでは「グラップラー」と分類されている。

 これついて矢地は「最近はグラップリング主体の試合が多いけど、俺は打撃ができないわけじゃない。そこをみんな忘れてるなってすごく思います。巻けてる試合のイメージで“打撃が苦手”みたいな感じになってるけど、打撃と寝技の組み合わせで戦えるところを今回の試合で見せたいです」と反論した。

 対する宇佐美も、打撃をベースにしながらトータルなMMAファイターとして成長中。矢地との試合は「組みの強い選手でトップ戦線でやってるから簡単な試合にはならないと思うけど、最後に立ってるのは俺かなと思います」と宣言した。

 この試合に向けて、アメリカに行き元RIZINバンタム級王者のフアン・アーチュレッタのジムで練習を重ね、日本ではストラッサー起一の指導を受けてきた。矢地に勝利した先には、今大会でタイトルマッチが行われるRIZINライト級ベルトも視野に捉えており、「ここを勝たないとそんなこと言ってる場合じゃない。圧倒的に勝ってみんなにアピールしたい」と力強く語った。

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