夕刊フジ、2025年1月末で休刊 「デジタル端末の普及、購読機会の減少、原材料費、輸送コストの上昇など年々厳しさを増しました」
ORICON NEWS / 2024年10月1日 14時28分
産経新聞社は1日、公式サイトにて、発行するタ刊紙『夕刊フジ』を、2025年1月31日発行(2月1日付)をもって休刊すると発表した。
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公式サイトでは「夕刊フジ休刊のお知らせ」と題し、「産経新聞社は、発行するタ刊紙『夕刊フジ』を、2025(合和7)年1月31日発行(2月1日付)をもって休刊することを決定いたしました」と報告。「1969(昭和44)年2月にタブロイドサイズの夕刊紙として創刊以来、『オレンジ色のニクい奴』として、昭和、平成、令和の最新ニュースをお伝えしてまいりました」と振り返りながら、「その間、デジタル端末の普及、コロナ禍に伴う帰宅時等の購読機会の減少、新聞用紙をはじめとする原材料費、輸送コストの上昇など、取り巻く環境は年々厳しさを増しました。経営合理化や経費の削減に取り組み、発行継続に向け努力を続けてまいりましたが、創刊55周年の節目に、夕刊紙としての一定の役割を終えた、という判断に至りました」と休刊の理由を説明。「長年にわたり、『夕刊フジ』を支えてくださった皆さまに、心より御礼を申し上げます」と感謝を伝えた。
これに伴い、電子版や公式サイトについても言及。「2025年1月31日をもって休刊とし、夕刊ブジの公式サイト『zakzak』も同日で更新を休止する予定です。また、タ刊フジが発行する健康情報紙『健活手帖』も本年11月の発行をもって最終号とします」と伝えた。
同社は最後に「これまでのご愛読への感謝を胸に、最終発行号まで紙面の充実に努めてまいります。変わらぬご理解とご支援をお願い申し上げます」と結んだ。
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