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横浜流星主演、映画『正体』藤井道人監督ゆかりの台湾でプレミア上映決定「台北金馬映画祭」出品

ORICON NEWS / 2024年10月9日 12時3分

映画『正体』(11月29日公開)(C)2024 映画「正体」製作委員会

 俳優の横浜流星主演、藤井道人監督の映画『正体』が、日本での公開(11月29日)に先駆けて、台湾の首都・台北にて開催される「第44回台北金馬映画祭」(11月7日~24日開催)でのインターナショナルプレミアが決定。藤井監督が登壇する予定だ。

【動画】映画『正体』主題歌入り本予告映像

 同映画祭では、毎年多くの日本映画が上映されており、昨年は北野武監督をはじめ、役所広司、妻夫木聡、満島ひかりらが参加したことで大きな注目を集めた。藤井監督は長編映画作品の監督としては、今回が初の参加となる。

 藤井監督は今年、台湾を代表するスター、チャン・チェンをエグゼクティブプロデューサーに迎えて手がけた日本・台湾の合作映画『青春18×2 君へと続く道』がアジア各地で公開され、ベトナムでは邦画映画実写歴代1位を記録。アジア全域で280万人以上を動員、興行収入約26億円突破の好成績をあげた。



 ゆかりある台湾に、新作映画を携えて凱旋することが決まり、藤井監督は「『青春18×2 君へと続く道』に続き、大切な場所である台湾で新作映画『正体』を上映出来る機会をいただき、金馬映画祭に心から感謝いたします。台湾の皆さまにも『正体』を楽しんでもらえることを祈っています」 と喜びの声を寄せている。

 台北金馬映画祭・プログラマーのテレーゼ・ヤン氏は「藤井道人監督は、独自のスタイルでこのスリリングな逃走劇に異色の解釈を加えている。エンターテイメント作品であると同時に、本作が持つ社会への深い洞察力は、観客に強く問いかけるものとなっている」と選出理由をコメントしている。

 同映画は、染井為人氏の同名小説(光文社文庫)が原作。日本中を震撼させた凶悪な殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜)が脱走することから始まる。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)、そして彼を追う刑事・又貫(山田孝之)。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。間一髪の逃走を繰り返す343日間。彼の正体とは?そして顔を変えながら日本を縦断する鏑木の【真の目的】とは。その真相が明らかになったとき、信じる想いに涙があふれる――。

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