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錦織圭、ナダル引退に「寂しい気持ち」 思い出深い試合を明かす

ORICON NEWS / 2024年10月15日 21時48分

ナダル引退に「寂しい」と語った錦織圭 (C)ORICON NewS inc.

 男子テニスの錦織圭(34)が15日、都内で開かれた「ローランギャロス・ジュニアシリーズbyルノー大会オープニングセレモニー」に登場した。引退を発表したスペインのラファエル・ナダルへの思いを語った。

【写真】並んで笑顔の松岡修造&錦織圭

 世界110ヶ国5500以上のホテルを展開するアコーが、世界最高峰の4大テニス大会(グランドスラム)の1つである全仏オープンを開催するローランギャロスと提携し、初アジア大会を2025年、東京で開催する。そのアンバサダーを錦織が務める。

 オープニングセレモニーに先立つ囲み取材で、ナダルの引退について思いを問われた錦織は「クレーコートといえば、ナダル。寂しい思いもある。最後は怪我をしそうなプレイもしていたので、それだけ過酷だったのだろう。最後まで戦う姿を目に焼き付けたい」と語った。さらにオープニングセレモニーでも、クレーコートで圧倒的な強さを見せていたナダルと戦った時のことを思い出し、「今までの歴代の選手の中でも確実に1番強い選手。こういう選手に挑戦できる機会はなかなかない。試合前は毎回、楽しい気持ちで臨んでいた」と振り返った。



 その後の元テニスプレイヤーの松岡修造(56)とのトークセッションでもナダル選手の話題に。MCから錦織とナダルの印象的な試合として全豪オープンテニスでナダルを追い詰めた試合を挙げられると「自分も覚えてなかったような渋い選択肢ですね」と驚き。錦織自身は「最初のやったマドリードとか、それも負けましたけど、それも思い出には結構残ってて、あれだけいいテニスをしたけど怪我して勝てなかったっていうところと、後リオの試合もすごく思い出に残ってます」と回想した。

 一方、松岡は2006年に錦織が決勝戦を控えたナダルの練習相手を務めた時のことを挙げ、「申し訳ないけど、(錦織は)吹っ飛ばされてました。でも練習を見て、これでいける、ここで感じたら、錦織にとってものすごいパワーになるなと思いながら、僕にとってあの時間が1番、記憶に残ってる」と語っていた。

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