長塚京三主演、人生の最期を繊細に力強く描く映画『敵』予告映像解禁
ORICON NEWS / 2024年10月17日 7時0分
俳優・長塚京三の12年ぶりの映画主演作『敵』(2025年1月17日公開)のポスタービジュアルと予告編が解禁となった。
【動画】モノクロ映画『敵』予告映像
作家でありながら、さまざまな顔を持ち、文壇・メディアとの戦いを経て、生き抜いてきた筒井康隆氏の同名小説が原作。映画『桐島、部活やめるってよ』、『騙し絵の牙』の吉田大八が監督を務め、モノクロ映画に仕上げた。
主人公は、渡辺儀助、77歳。元大学教授で今はリタイアし、妻に先立たれている彼は、朝起きる時間、食事、衣類、使う文房具一つに至るまでを丹念に扱い、預貯金の残高と生活費があと何年持つかを計算し、自分の寿命を知る。そんな儀助の元にある日「敵」が現れる。
モノクロのポスタービジュアルは、整然とした家の中で佇む長塚演じる元大学教授の儀助が、真剣な表情と恍惚とした表情が重なり、「私 そんな先生が みたかったんです」というコピーが添えられている。劇中では、亡くなった妻・信子(黒沢あすか)や大学の教え子の鷹司靖子(瀧内公美)、バーで出会う謎めいた大学生・菅井歩美(河合優実)が登場するが、果たしてこのコピーは誰による言葉なのか、またその意味とは――。
予告編では、自ら米を研ぎ、魚を焼き、食事して、掃除をして、買い出しに行き、「残高に見合わない長生きは悲惨だから」と、自ら定めたXデー(来たるべき日)に向けて淡々と人生を生きる儀助の日常が映し出される。
ところが、不穏な音楽と共に、儀助の周囲の人々や亡くなったはずの妻・信子が登場。皆が口々に言う “敵”。逃げ惑う儀助、そして繰り広げられる激しい銃撃戦。果たして、穏やかな日常や現実を脅かす“敵”とは――。
本作は「第37回東京国際映画祭」(10月28日~11月6日)コンペティション部門に正式出品、ワールドプレミア上映される。上映日は、10月31日(前10:10~/TOHOシネマズ日比谷・スクリーン12)、11月2日(後6:20~/ヒューマントラストシネマ有楽町・スクリーン1)、11月4日(後8:00~/TOHOシネマズ日比谷・スクリーン12)。詳細は映画祭公式サイトを参照。
11月に行われる「台北金馬映画祭」のWindows On Asia部門にも選出され、吉田監督の参加が決定している。
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