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『光る君へ』一条天皇役・塩野瑛久、ラストシーンを語る【君かたり】

ORICON NEWS / 2024年10月20日 21時0分

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK

 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、一条天皇を演じる塩野瑛久の声を紹介する。

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――『光る君へ』で一条天皇を演じて
『光る君へ』の一条天皇に関していうと、すごく人間味があって、人間くさくて、そして上に立つものだからこそ見える景色があって、それは多くの人には共感されないのかもしれない。それでもやっぱり自分の中で信じている信念だったりとか、思っていることっていうのを、たぶん答えは見つけているんだけど世の中そうもいかないっていうような壁にぶち当たり続けていった人物だったなっていうふうにすごく思いますね。



そして当たり前ですけど人に生かされて、でもその人の思惑に巻き込まれて自分の信念があって。とにかく一条天皇を演じていて思うのは苦しかった。いろんな愛だったりとか、人のつながりとか、そういったものをたくさん見つけられた人生でもあるとは思うんですけれども、見つけられたがゆえに苦しかった。

――中宮彰子について
僕の中では本当にすごく言いたいことだったりとか、思っている気持ちだったりとか、すごくたくさんあるんですけど、最期の歌を詠むシーンも含めて、史実の一条天皇がどちらに歌を詠んだかということも含めて、今回の『光る君へ』でもそこは見てくださっている方の判断だったりとか、そういったものに委ねようかなと思っていて、だから僕が彰子のことをどう思っていたかっていうのも、僕なりの正解はちゃんとあったりとかしたつもりなので、それを映像で見て、みなさんが感じていただけたらいいなと思ってはいます。

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