実写ドラマ『ウイングマン』藤岡真威人が超なじんでいる キレのいいアクションにも期待 桂正和氏は「最高でした!!感激!!」と絶賛
ORICON NEWS / 2024年10月22日 12時5分
漫画家・桂正和氏の連載デビュー作で、80年代の「週刊少年ジャンプ」(集英社)に新たな風を吹き込んだ名作『ウイングマン』が、生誕40周年を記念して初めて実写ドラマ化。動画配信サービス「DMM TV」で第1話の先行配信がスタート。今夜(22日)よりテレビ東京系ドラマチューズ!枠での放送が始まる(毎週火曜 深0:30〜※テレビ大阪は25日スタート、毎週金曜 深2:40)。DMM TVでは、2話以降は独占で放送と同時配信。
【動画】テレビ版とDMM TV配信版の違いを解説
SNSでは早速、「観ました!原作者お墨付きなのも納得!」「結構クオリティ高い」 「え、完璧じゃん。かっこいい」「俺たちが想像してたウイングマンそのもので感謝しかない」「こんなにキャストさんで違和感無い漫画原作ドラマは初めてかも」といった声が上がり、原作者の桂正和氏も自身のXに「最高でした!!感激!!」と投稿。今夜から始まる地上波放送により、さらなる盛り上がりが期待される。
『ウイングマン』の主人公・広野健太は、原作漫画では中学1年生だが、ドラマでは高校2年生。演じるのは、初代仮面ライダーの藤岡弘、を父持つ、藤岡真威人だ(20)だ。 幼少の頃から父に空手、柔道のアクションをたたきこまれ、2019年に俳優デビュー。本作で、地上波のドラマで単独主演を務める。
主人公の年齢が上がっても、ヒーローに憧れる熱血少年という原作のマインドが失われていない感じは、感動的ですらある。特撮オタクという設定に具体性を与える健太の発言や部屋(特撮ヒーローのフィギュアやポスター等でいっぱい)、女の子を守るために不良に立ち向かっていくような正義感の強さが伝わるシチュエーション、それらのシーンに違和感なく存在する藤岡。作品の世界に超なじんでいて、ある程度予測可能な物語の流れに沿っていても、藤岡演じる主人公が何をするのか見たくなる。
物語は、異次元世界ポドリムスから来た不思議な少女・アオイ(演:加藤小夏)と出会った健太が、彼女が持っていた「ドリムノート」に自身が空想したヒーロー・ウイングマンを描いたことから、変身能力を手に入れ、地球とポドリムスを守るため、悪の脅威と戦うことになる。
実写ドラマ版でもう一つ感動的なところは、変身後のウイングマンがのかっこよさ。ウイングマンやアオイのスーツ等は、原作者の桂氏がリデザインしており、ウイングマンのスーツについて桂氏は自身のXで「基本を変えず肩が動きやすいように、もう何年も前から実写があったらこうしようと、考えていた構造にしています。スーツは、デザインの再現度がかなり高いです」と太鼓判を押している。
「チェイング!(ウイングとチェンジの合成語)」のかけ声とともに変身したウイングマンのアクションシーンへの期待は、第1話の後半でさらに高まることになる。仮面ライダー・スーパー戦隊・ウルトラマンの三大特撮ヒーローを全て手がけてきた経験豊富な坂本浩一監督(兼アクション監督)の安定した演出に、さらなる高みを目指そうとしているスタッフ・キャストの気合がさく裂。スーツの“動きやすさ”もアクターのキレのいい動きを引き出しているのだろう。「緻密でスタイリッシュ」と評されてきた桂氏の作風を3次元で再現しているかのようだ。
ヒーローものの枠を超えた青春ラブコメとしての魅力で、男女問わず幅広い人気を集めた原作漫画。ドラマ版でも、「ヒーローアクション」だけでなく、「ラブコメ」「青春」「ミステリー」といった側面からどんどん楽しめる作品になっていくことを期待したい。
なお、健太とアオイのほかに、健太の正義感に心動かされ密かに思いを寄せる優しく控えめなクラスメイト・小川美紅(演:菊地姫奈)、ヒーロー大好きなアクション演劇部の森本桃子(演:上原あまね)、ウイングマンの正体を突き止めようとするジャーナリスト志望の布沢久美子(演:片田陽依)、健太の異常なヒーロー愛にあきれながらも優しく見守る親友の福本智夫(演:丈太郎)。
健太の学校に教育実習生としてやってくる坂上(演:大原優乃)、健太たちのアクション映画の自主制作に協力するミステリアスな少女・黒津(演:三原羽衣)、健太のクラスに現れる謎の転校生の斉藤達夫(演:橘春軌)、そして、新任教師・北倉先生(演:宮野真守)らが登場。キャスト陣がそれぞれキャラクターに新たな魅力を吹き込む。
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