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オードリー、イベントでもラジオさながらの空気感 10年、20年経って、4年後の結成30年も「15分フルで漫才を」【インタビューあり】

ORICON NEWS / 2024年10月23日 16時9分

明治『銀座カリー』30周年新CM発表会に出席したオードリー(左から)若林正恭、春日俊彰(C)ORICON NewS inc.

 お笑いコンビ・オードリー(若林正恭、春日俊彰)が23日、都内で行われた明治『銀座カリー』30周年新CM発表会に出席。登場、食レポ、写真撮影、代表質問にいたるまで、2人ならではの空気感で会場の笑いを誘った。

【写真】オードリー・若林の「好きぃ」

 テレビCMに出演した若林は「自然なフリートークというか、しゃべるところを撮っていただきました」と笑顔。「ドラマ仕立てのやつも撮っていただいたんですけど、全カットで、明治さんすばらしい判断をされたなと(笑)。すばらしい編集だなと。やってくれたなという気持ちもありますが(笑)。あの2時間なんだっただろう。『銀座も変わっちゃったなー』っていうせりふも言ったんですけど、全カットでした」と笑わせた。



 その後、ウェブCMで“銀座カリー”役を担当した春日が、ゆったりと時間を使って登場。おなじみの「トゥース!」を会場中に轟かせると「楽しみましょうや」と、マイクを持つ手の小指を立てて呼びかけた。ウェブCMについて、春日は「春日をこうやって使うって、大したタマですよ(笑)。やっぱり、顔は出したいですよね」とコメント。

 ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』でも、度々話題となっている「若林は銀座育ちなのか」問題にも触れ、若林が「出身ではないですけど、よく行っていたということで、微妙な距離なんですよね。春日がそこ、すごいツッコんでくるので」と語るなど、着座形式ゆえに、ラジオさながらの2人によるトークも堪能でき、MCからその点を指摘された若林は「ラジオスターなので、ついつい」と笑顔で答えた。

 食レポのコーナーでは、春日がカメラマンへのサービスも含めて、それぞれの方向にポーズを披露。その後、同商品をゆっくりと口へと運ぶと、正面と左右の3方向に向かって「うまし!」を連発していった。続けて食レポを担当することになった若林は、日本テレビ系『ヒルナンデス!』レギュラー時代に使っていたフレーズ「すきぃー」を生披露。「南原さん、見てますかー?『ヒルナンデス!』で何度も言い続けた…」と呼びかけていた。

 写真撮影では、カメラマンから「もっと、お2人近寄ってください」とのオファーを受けると、若林が「普段、こんなに近づかない」と照れ笑いを浮かべる一幕もあった。

■取材でのインタビュー
――お2人が結成当時から守り続けているもの、ことがあれば教えてください。

【春日】ネタは若林さんが書いてくれるということですかね。25年目ですけどもね、私は1回も書いたことがないというね(笑)。任せているということだし。私はとにかく大きな声を欠かさないということですよね。「トゥース!」とにかく腹の底から。飽きた時期もありましたけどね。2009年、10年くらい、やり倒して、ちょっと擦れた時期ありましたけど、そこから持ち直して、今の地位があるということで(笑)。きょうも登場で、非常に上手にできました(笑)。

【若林】じゃなきゃ困るけどね(笑)。春日さんができることで漫才を作るっていうことは、変えていないかもしれないですね。

【春日】そうだね、長いせりふは覚えられないし。

――2人が体験したぜいたくなエピソード

【春日】基本的に節制して生きていますから、ぜいたくなことはないんですけどね。でもこの間、ファミリーレストランに行ったんですよ。ドリンクバーをつけたんですけど、アイスコーヒーとメロンソーダの2杯で店を出ましたよ(笑)。ぜいたくでしょう?2杯で店をあとにするって、こんなぜいたくな話ないですよ。

【若林】あの企画で、春日と(どきどきキャンプの)佐藤満春とね、みんなファミレスで朝くらいまで長時間いたっていうのは、ぜいたくな時間だなって思いましたね。若い時はいたけども。なんてことはない話をするっていう、ぜいたくな時間を過ごしました。

【春日】(若林に)いいねー!「時間」でいったんだ!

――お互い、奥深い人間だなと感じたエピソード

【春日】なるほど、いい質問ですねー。

【若林】久しぶりに聞いたな(笑)!

【春日】でもねーやっぱり、最近変わってきたなと。(若林のことを)無機質な男だなと思っていたんですよ。特に食に関することとかね。一度これって決めたら、なかなか変えない男でしたけど、季節のものを食すようになりましてな。(若林が)さんまを家で焼いて、塩かけて、ちょっと水抜きというのもやって、焼いて食べているという話を聞いた時はね、目から鱗というか、感動しましたよ。深みが出てきたなと思って。中学からの付き合いなのでね。

【若林】ほかにあるだろう(笑)!私もそれでいうと、お子さんがいるタレントさんが、収録が始まる前に、春日が娘の教育について質問してくると。こんな感じでやっているのに『すごく教育熱心だよね、春日さん』っていうのをいろんな方面から聞いて、やっぱり変わったなと。

【春日】いろんな経験をして、いろんなスキルを身に着けてほしいのよ。私が体感しているから。いろんな企画をやっているわけです。毎回思うの。子どもの頃からやればよかったって思うのよ。

【若林】こすられたコメントだな(笑)。よく聞くけどね。

【春日】娘が大きくなって、いろんな企画に挑戦する時に困らないように。子どもの頃しか身につかないものってあるわけですよ。

――2030年に結成30年を迎えますが、その時にどのような挑戦をしていると思いますか。

【若林】52(歳)かぁ(笑)。僕は今、自転車乗ったり、ジムもそうですけど。漫才15分やるのって、若い頃と違ってきているので。50歳までは15分フルでできる体力は、キープしておきたい。(春日に)漫才の後半で、げっそりしているときがあるよね?

【春日】疲れちゃってね。あの春日がですよ、呼吸できなくなっちゃって。

【若林】健康でいるっていうことになっちゃうよね。

【春日】そうだね。だから、変わらずにいたいです。体を張ったり、いろんなことをチャレンジしたりとか、そういうのをやっていたいですね。

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