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映画『アンダーニンジャ』福田組初参加の岡山天音・山本千尋・宮世琉弥らの出演発表

ORICON NEWS / 2024年10月24日 5時0分

映画『アンダーニンジャ』(2025年1月24日公開)(C)花沢健吾/講談社(C)2025「アンダーニンジャ」製作委員会

 現代社会に潜む新たな忍者像を描いた花沢健吾氏の漫画(講談社「ヤングマガジン」連載)を、『銀魂』、『今日から俺は!!劇場版』、『新解釈・三國志』などを手がけたヒットメーカー・福田雄一の脚本・監督で実写映画化した『アンダーニンジャ』(2025年1月24日公開)。主人公・雲隠九郎(山崎賢人※崎=たつさき)を取りまく個性豊かなキャラクターを演じるキャストが発表された。

【動画】忍者アクション凝縮のキャラクター映像

 山崎演じる九郎は、忍者組織「NIN」の末端忍者(下忍)であり、重大な“忍務(にんむ)”を任されることとなる謎の忍者。忍者たちの戦いに巻き込まれていく女子高生・野口彩花役に浜辺美波。九郎に“忍務”を言い渡す加藤(中忍)役に間宮祥太朗。くノ一・鈴木役に白石麻衣が決定している。



 忍者組織「NIN」に所属していたが脱獄=抜け忍(ぬけにん)となり、戦場を求める猟奇的な性格の忍者・猿田を演じるのは、素朴な役から陽気な役まで幅広い演技を魅せる岡山天音。

 「初の福田組、初のアクション、初めて尽くしの現場でドキドキしながら参加させていただきました。これまでアンダーニンジャに限らず花沢先生の作品には常々、脳を揺らされてきたので、こういった形で携わる事が出来て幸せです。そして思春期の頃、メレブのモノマネに明け暮れていた日の自分を迎えに行きたいです」とコメントしている。

 講談高校の生徒で学園のマドンナ的存在だが、どこか掴みどころのない性格でまわりを翻ろうする、いわゆる“あざとい女子”・山田美月をアクションにも定評のある山本千尋が演じる。

 「ワクワクと緊張の中、初めての福田組に参加させていただきましたが、それはもう初日から楽しくて楽しくて…。どんな事でも喜んでしちゃう自分がいました。あまり通ってこなかった制服が着られた事も最初は照れ臭さがありつつ内心うれしかったり…(笑)。役を機に髪を30センチ以上切ったことも良き思い出でした!」と話している。

 忍者組織「NIN」の一員で、組織TOPの孫で、常に熊のぬいぐるみを抱く愛らしい見た目とは一変、刀や手裏剣を巧みに使い戦闘に長けた実力派忍者・蜂谷紫音役で宮世琉弥が出演。本格的なアクションシーンにも挑み、「全力で演じさせていただきました! 念願の福田監督とご一緒する事ができて幸せでした!福田監督との焼肉すごくおいしかったです(笑)!」と明かしている。

 野口(浜辺)の幼なじみで不登校になっていたが、九郎と行動を共にすることになる男子高生・瑛太役を坂口涼太郎がハイテンションアクセル全開で演じる。「福田組初参加の全国苗字ランキング約230位の坂口にこんなに福田監督節を担う重役を任せていただけるなんて、私の何をご覧になってそんなに信頼してくださったのか不思議でしたが、ご期待に応えられるように私のユーモア総動員で挑もうと奮い立ちました。ニンジャパートは最高にかっこいいと思います。思いますというのも私はかっこいい部分には一切関わっておりませんので、ひたすらユーモア部分に心血を注いでおりました」とコメントもテンション高め。

 そして、重厚感のある演技を魅せる平田満が、表の顔は講談高校の主事、裏の顔は音を聞き分ける“順風耳(じゅんぷうじ)”の使い手である謎の人物を演じ、脇を固める。「一番キャラの強烈な福田監督自身がこの映画に出演していないのが、いまだに不思議です」と撮影を振り返っていた。

■新たに発表されたキャストのコメント(全文)

▼岡山天音(猿田役)
 初の福田組、初のアクション、初めて尽くしの現場でドキドキしながら参加させていただきました。
 これまでアンダーニンジャに限らず花沢先生の作品には常々、脳を揺らされてきたので、こういった形で携わる事が出来て幸せです。
 そして思春期の頃、メレブのモノマネに明け暮れていた日の自分を迎えに行きたいです。
 現代に生きる忍者たちの激しく、時に滑稽な戦いっぷりを、ぜひ劇場でお楽しみください。

▼山本千尋(山田美月役)
 出演が決まった時、台本を読んだ時と何度ガッツポーズをしたことか。今思い返しても胸が高鳴ります。「原作で大好きな場面が実際に出来るぞ!やったー!」と。
 ワクワクと緊張の中、初めての福田組に参加させて頂きましたが、それはもう初日から楽しくて楽しくて…。どんな事でも喜んでしちゃう自分がいました。
 「アンダーニンジャ」×「福田雄一監督」の憧れ且つ最強のシチュエーションに何度も幸せをかみ締めました。あまり通ってこなかった制服が着られた事も最初は照れ臭さがありつつ内心うれしかったり…(笑)。役を機に髪を30センチ以上切ったことも良き思い出でした!
 噂に聞いていたアクションシーンの撮影になると眠りに入る福田監督が見れたのも、先輩方と同じ光景を見れたようで、ちょっぴり仲間に入れたようで何だかうれしかったです(笑)
 本当に豪華な皆様と壮大な物語の中でご一緒させていただきましたので、私も一観客として公開が楽しみでなりません。ぜひ皆様にも何度でも観ていただきたいです。

▼宮世琉弥(蜂谷紫音役)
 蜂谷紫音役を演じさせていただきました!宮世琉弥です。今回、本格的なアクションをさせていただけるという事で全力で演じさせていただきました!
 念願の福田監督とご一緒する事ができて幸せでした!
 福田監督との焼肉すごく美味しかったです(笑)!
 ぜひ公開を楽しみにしていて下さい。

▼坂口涼太郎(瑛太役)
 福田組初参加の全国苗字ランキング約230位の坂口にこんなに福田監督節を担う重役を任せていただけるなんて、私の何をご覧になってそんなに信頼してくださったのか不思議でしたが、ご期待に応えられるように私のユーモア総動員で挑もうと奮い立ちました。
 撮影初日。現場に行って福田監督と目が合えば心配というか懸念というか恐れが一見して私に伝わってくるような面持ちをしていらっしゃり、福田監督と同じぐらい血の気が引いたけど、1週間後に「今までどこに隠れてたんだよ!」と言ってくださり、ようやく血の気が戻りました。
 ニンジャパートは最高にかっこいいと思います。思いますというのも私はかっこいい部分には一切関わっておりませんので、ひたすらユーモア部分に心血を注いでおりました。
 その作業はアクションとはまた違う命懸け感がございまして、暗中で針に糸を通すような作業でした。
 現場にいる仲間たちが笑ってくださるかどうかがものさしで、そんな皆様のおかげもあり、大変おこがましいですが、私にとって現時点での代表作とさせていただきたい所存です。
 きっと世界中の誰もが楽しんでいただける映画になっておりますので、ぜひ映画館でご覧いただければ幸いです。
 瑛太がそうだったように、スクリーンの中の九郎さんがあなたの人生を変えてくれるかもしれません。

▼平田満(主事役)
 最初にお話をいただいた時には、ナンセンスもSFも自虐ネタも学園モノも好きなのですが、まさか全部まとめてコンパクトにした映画を撮るとは思いませんでした。そして届いたのはおしゃれで可愛い台本、読んでみるとなぜか思わず吹き出してました。
 衣装合わせの時には、原作の漫画そのままを忠実に再現しようという、愚直なまでのリアリズムに心打たれました。ああ、この人たちはマジなんだと思いました。
 撮影現場では、粛々と楽しんでプロフェッショナルな仕事をしているスタッフがいました。その時、自分もアンダーニンジャの世界の一員にならなければ、と思いました。
 でも、一番キャラの強烈な福田監督自身がこの映画に出演していないのが、いまだに不思議です。

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