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【東京ドラマアウォード】宮藤官九郎氏『ふてほど』制作時は「及び腰」だった 攻めた内容で現代を斬る

ORICON NEWS / 2024年10月28日 18時2分

『東京ドラマアウォード』脚本賞を受賞した宮藤官九郎(C)ORICON NewS inc.

 俳優・阿部サダヲが主演を務める、今年1月期に放送されたTBS系金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』が、この1年間に放送された番組で“世界に見せたい日本のドラマ”を選出・表彰する『東京ドラマアウォード2024』で最多4冠を獲得した。

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 同ドラマは、宮藤官九郎氏が書き下ろした、意識低い系タイムスリップコメディー。1986年から2024年の現代へタイムスリップした“昭和のおじさん”小川市郎(阿部)が、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていくストーリー。

 28日に都内で行われた授賞式では、不適切にもほどがある!』が作品賞<連続ドラマ部門>優秀賞、脚本賞(宮藤氏)、演出賞(金子文紀氏)、主題歌賞(Creepy Nuts「二度寝」)の受賞が発表された。



 脚本賞の宮藤氏は、VTRメッセージを寄せ「『不適切にもほどがある!』は、いろんな人から攻めた内容、現代を斬っていると言われてはいるんですけど、作品を作っているときはいつもそうなんですけど、わりと及び腰というか、こんなの言って大丈夫かな?と思っていました」と回想しつつ「でもこういう賞をいただけて非常にうれしいです。僕らのチャレンジ精神を認めていただけたのかなと。これからもこの精神で作品を作っていきたいと思います」と喜んだ。

 『東京ドラマアウォード2024』の受賞結果は以下の通り。

■作品賞
<連続ドラマ部門>
グランプリ:『VIVANT』(TBSテレビ)
優秀賞:『舟を編む ~私、辞書つくります~』(日本放送協会)、『燕は戻ってこない』(日本放送協会)、『不適切にもほどがある!』(TBSテレビ)、『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ放送)

<単発ドラマ部門>
グランプリ:『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(日本放送協会)
優秀賞:『未解決事件 File.10 下山事件』(日本放送協会)、『侵入者たちの晩餐』(日本テレビ放送網)、『ブラック・ジャック』(テレビ朝日)、『生きとし生けるもの』(テレビ東京)、『PICU 小児集中治療室 スペシャル2024』(フジテレビジョン)

<ローカル・ドラマ賞>
『京都のお引越し』(朝日放送テレビ)、『琉球歴史ドラマ 阿麻和利 THE LAST HERO』(琉球放送)

■個人賞
主演男優賞:草なぎ剛『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(日本放送協会)
主演女優賞:石橋静河『燕は戻ってこない』(日本放送協会)
助演男優賞:若葉竜也『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ放送)
助演女優賞:内田有紀『燕は戻ってこない』(日本放送協会)
脚本賞:宮藤官九郎『不適切にもほどがある!』(TBSテレビ)
演出賞:金子文紀『不適切にもほどがある!』(TBSテレビ)
主題歌賞:Creepy Nuts「二度寝」(『不適切にもほどがある!』主題歌)
特別賞:山田太一(脚本家)

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