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美術の教員免許持つ見取り図リリー、アートを語る 学生の頃「めちゃ気持ち悪い」→今「めっちゃいい」作品も

ORICON NEWS / 2024年10月28日 15時11分

『OSAKA ART MARKET2024』に登場した見取り図・リリー

 お笑いコンビ・見取り図のリリーが27日、大阪・グランフロント大阪北館1階ナレッジプラザで開催された大阪国際文化芸術プロジェクト『OSAKA ART MARKET2024』に登場した。

【写真多数】リリー&くっきー!ら“アーティスト”として登場 カラフルなアートがずらり

 大阪府・大阪市らが主催し、アーティストの活躍の場や、気軽にアートに親しむきっかけづくりを提供するイベントで、26日と27日の2日にわたり実施。大阪で活躍する現代美術アーティストたちに、芸人総勢50人も加わり、作品やパフォーマンスで盛り上げた。

 美術の教員免許を持つリリーは、井口舞子氏と山田HOW氏と「アートの見方」をテーマに語らった。リリーは「僕の場合はお酒を飲みながら何も考えずに描くと、瞑想みたいにストレスが抜けていく感じがするんです。だから、作品をつくるというよりは、誰にも見せない、自分だけの、自分へのアートなのかも」としみじみ。



 アートは身近なもので、見方もさまざま。井口氏が「直感的に、色や形から、『これはなんだろう?』と見ていただけたらおもしろいのかな。人それぞれ、見たまま楽しんでもらえるのがいいなと思います」と呼びかけると、リリーは「学生の頃は(アメデオ・)モディリアーニとかめちゃ気持ち悪いと思ってたんですけど、今見たらめっちゃいいんです。自分の精神年齢によっても違うのかも」と思いめぐらしていた。

 お笑いにも通ずる議論となり、芸人とアーティストがリスペクト・エールを交換。リリーは「おもしろいと思うことも違うし、美しいと感じることも違う。その追求を人生でやっていくって、幸せであり、すごく大変なことだと思うんです。だから僕はアーティストの方を尊敬してます」「こんな形でつながってうれしいです。好きなことが仕事になるって幸せ。ゆくゆくは個展とかしてみたいです」と真摯に語っていた。

 26日には、野性爆弾・くっきー!が、アーテイスト/ギャグ漫画家の石塚大介氏とトークショーに登場。司会者の似顔絵を即興で描き、本人を「こんなに刈り上がってたんですね」と爆笑させていた。

■『OSAKA ART MARKET2024』出展アーティスト
井口舞子、石塚大介、今若理歩、岩部彰(ミサイルマン)、umano、梅原直人、HG(レイザーラモン)、Eliy、OCPOCC、大須賀基、開藤菜々子、一瀬薫樹、木村達彦/hukritt、久保沙絵子、Gullig、KAC、Saigetsu、shinji horimura、snAwk、清、たいぞう、高棹祥太、谷内一光、谷垣華、玉住聖、チョウタロウ、友寄万梨奈、トヨクラタケル、TORAJIRO、中島尚志、成瀬ノンノウ、西田彩乃、西脇麻衣子、野村愛希子、175、振本聖一、古家達成、本家雅衣、前田茉里、前野めり、町田夏生、松原秀仁、Manabu Yamaguchi、manamu、marco、森本ゆい、山田HOW、リダヲ、Rim、倫理的暴力(※50音順)

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