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映画『八犬伝』初登場1位、役所広司・内野聖陽・板垣李光人・塩野瑛久らオフショット解禁

ORICON NEWS / 2024年10月28日 16時51分

役所広司=映画『八犬伝』(10月25日公開)オフショット (C)2024 『八犬伝』FILM PARTNERS.

 俳優の役所広司主演で、山田風太郎氏の小説『八犬伝 上・下』(角川文庫)を映画化した『八犬伝』が、公開初日の25日から27日までの3日間で、興行収入1億6808万7160円、動員12万5748人を記録し、週末興行収入&動員ランキング初登場1位となった。配給会社のキノフィルムズ設立以来初の快挙となった。

【動画】映画『八犬伝』撮影オフショット

 本作は、1842年に完結してから200年近くの時を超え、日本のファンタジー小説の原点と称えられる「南総里見八犬伝」を滝沢馬琴が書き上げるまでの実話と、「八犬伝」の【虚】の世界を交錯させた伝奇ロマン。監督は『ピンポン』や『鋼の錬金術師』シリーズの曽利文彦。

 本作の【虚】と【実】それぞれのパートで個性的なキャラクターを演じるキャスト陣の撮影現場でのオフショットが到着。撮影したのは、ヘアメイクディレクターの酒井啓介氏。どこか幻想的な雰囲気漂う独特の風合いで、劇中の役柄とは異なる自然な笑顔や、リラックスしているようでいてあふれるオーラを隠し切れないキャスト陣の、絶妙な表情を見ることができる。



 「八犬伝」の作者・滝沢馬琴役の役所は何やら考え込んでいるような表情を浮かべ、馬琴の友人の絵師・葛飾北斎役の内野聖陽は、酒井のカメラを見つけるやいなや“決め顔”を作るお茶目さも。まるで劇中の馬琴と北斎を感じさせるオフショットとなっている。

 美貌を活かした女装姿で戦う八犬士・犬坂毛野役の板垣李光人は、彼の大きな見せ場である、荘厳なセットでの“舞”のシーンのリハーサル中。照明の加減も相まって神秘的な雰囲気を醸し出している。

 怪力の相撲王・犬田小文吾役の佳久創は、ヘアメイク中にカメラ目線で無邪気な笑顔を送っている。八犬士のリーダー・犬塚信乃に想いを寄せる浜路役の河合優実は、そのままスクリーンから飛び出してきたかのようなど儚(はかな)い雰囲気を漂わせている。

 八犬士最大の敵・玉梓役の栗山千明は、思わずぞっとするほど恐ろしくも美しい、闇に浮かび上がる特殊メイク姿の一枚。玉梓に操られる暴君・扇谷定正役の塩野瑛久は豪華絢爛な衣装をまとい、“殿”らしいオーラを放っている。

 伏姫の父・里見義実役の小木茂光、義実に仕える丶大法師(ちゅだいほうし)役の丸山智己、金碗八郎役の大河内浩は、森での撮影の合間に、凛々しくもどこか穏やかな表情でたたずんでいる。

 浜路の義母・船虫役の真飛聖は、劇中で見せる恐ろしい姿とは打って変わって弾ける笑顔が印象的。いずれもキャスト陣から信頼を寄せられている酒井氏ならではの目線と距離感で撮影された、貴重なオフショットとなっている。

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