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【東京ドラマアウォード】初司会の三谷幸喜、有働由美子と“息ぴったり”進行 ドラマ業界に熱い思いも「僕らは今まだスタート地点」

ORICON NEWS / 2024年10月28日 19時20分

『東京ドラマアウォード』授賞式(左から)三谷幸喜、有働由美子 (C)ORICON NewS inc.

 この1年間に放送された番組で“世界に見せたい日本のドラマ”を選出・表彰する『東京ドラマアウォード2024』の授賞式が28日、都内で行われ、今年の受賞ラインナップが発表された。今回から司会を務める脚本家の三谷幸喜、フリーアナウンサーの有働由美子が軽快なやりとりで式典を進行した。

【写真多数】『東京ドラマアウォード』連ドラ部門大賞は『VIVANT』 『ふてほど』クドカンらも登場

 アウォード冒頭、中央の扉が開くと2人は腕を組みながら登場。冒頭のあいさつで三谷は「皆さんお忙しい方だと思いますので、途中退場は目をつぶりますけれども、途中で帰った方を僕は一生忘れることはありません」と断言し、場を和ませた。

 その後も2人は時にはコントのような息のあったやりとりで式典の進行を務めた。三谷は最後に、「地球が誕生してから46億年が経っています。演劇が始まってから2500年以上、映画が始まってから128年。日本のテレビドラマはわずかまだ84年の歴史しかありません。僕らは今まだスタート地点に立っているんです」と熱く語り、「僕らの永遠の未来を思いに馳せながら、今年はこれで終わりたいと思います。来年またお会いしましょう」と式典を締めくくった。



 作品賞<連続ドラマ部門>のグランプリは、『VIVANT』(TBSテレビ)。優秀賞に『舟を編む ~私、辞書つくります~』(日本放送協会)、『燕は戻ってこない』(日本放送協会)、『不適切にもほどがある!』(TBSテレビ)、『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ放送)が選出された。

 同賞の<単発ドラマ部門>では、グランプリに『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(日本放送協会)、優秀賞に『未解決事件 File.10 下山事件』(日本放送協会)、『侵入者たちの晩餐』(日本テレビ放送網)、『ブラック・ジャック』(テレビ朝日)、『生きとし生けるもの』(テレビ東京)、『PICU 小児集中治療室 スペシャル2024』(フジテレビジョン)を選出。<ローカル・ドラマ賞>は、『京都のお引越し』(朝日放送テレビ)、『琉球歴史ドラマ 阿麻和利 THE LAST HERO』(琉球放送)が受賞した。

 個人賞には、主演男優賞に草なぎ剛『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(日本放送協会)、主演女優賞に石橋静河『燕は戻ってこない』(日本放送協会)、助演男優賞に若葉竜也『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ放送)、助演女優賞に内田有紀『燕は戻ってこない』(日本放送協会)、脚本賞に宮藤官九郎『不適切にもほどがある!』(TBSテレビ)、演出賞に金子文紀『不適切にもほどがある!』(TBSテレビ)、主題歌賞にCreepy Nuts『二度寝』(『不適切にもほどがある!』主題歌)に、特別賞に山田太一(脚本家)が選ばれ、『不適切にもほどがある!』関連が最多4冠を獲得した。

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