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横浜流星の「人間になりきる力」を藤井道人監督が絶賛 映画『正体』5つの顔を持つ逃亡犯を体現

ORICON NEWS / 2024年10月29日 11時0分

事件前、高校生の鏑木慶一(横浜流星)=映画『正体』(11月29日公開)(C)2024 映画「正体」製作委員会

 俳優の横浜流星主演、藤井道人監督の映画『正体』(11月29日公開)より、横浜が劇中でみせる主人公・鏑木慶一の“5つの顔”を捉えた場面写真が解禁となった。

【画像】別人になりすまし逃亡を続ける鏑木慶一(横浜流星)

 染井為人氏の同名小説(光文社文庫)が原作。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜)が脱走することから始まる。全国に指名手配される中、潜伏する先々で別人になりすまし、間一髪で逃走を続ける鏑木の目的とは?

 3年越しの企画となった本作に序盤の脚本作りから参加した横浜は、事件前の高校生「鏑木慶一」の姿から、和也(森本慎太郎)とともに工場で働き、ぼさぼさの髪と髭で顔を隠す日雇い労働者「ベンゾー」、フリーライターとして活動し、沙耶香(吉岡里帆)と出会う「那須」、まぶたを一重に変えて水産加工工場で勤務する「久間」、目元の印象を隠すためメガネをかけ、舞(山田杏奈)が働く介護施設に勤める介護職員「桜井」まで、“5つの顔”を演じ分けた。



 数多くの作品で横浜とタッグを組み、ともに作品を作り上げてきた藤井監督は「流星は、人間になりきる力が圧倒的に高い。『正体』では彼の、まさに“七変化”が見られます」と太鼓判を押している。

 姿勢・仕草・声色・目線といった細やかな部分はもちろんのこと、まとう雰囲気までをも一変させることで「5つの顔を持つ逃亡犯」を見事に体現した横浜の「演じる」ではなく「(役を)生きる」姿が、観客の目をスクリーンにくぎ付けにするはずだ。

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