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来秋朝ドラ『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり、“原作なし”オーディションに脚本家が心境

ORICON NEWS / 2024年10月29日 13時55分

2025年度後期連続テレビ小説『ばけばけ』でヒロインを務める高石あかり(C)NHK

 NHKは29日、第113作目となる2025年度後期(大阪制作)の連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロイン・松野トキを高石あかり(高=はしごだか)が演じることを発表した。脚本を手掛けるふじきみつ彦氏はNHK公式ホームページにて、オーディションでの心境について明かした。

【写真】発表の瞬間…涙を流す高石あかり

 2892人の応募者の中から オーディションで決定。応募者数は、『あんぱん』『カムカムエヴリバディ』についで、3番目に多い人数だった。

 ふじき氏は「まずは、ヒロインオーディションに参加して下さった皆さん、本当に本当にありがとうございました」と感謝。「『ばけばけ』のオーディションは、小泉セツさんのイメージに一番近い人を選ぶというものではなく、セツさんってきっとこんな方だったんだろうなと思わせてくれる方と出会う場だったように思います」と振り返った。



 続けて「高石あかりさんの最終オーディションを拝見した時、自分が明治時代の松江にいてハーンさんとの会話を覗き見ているような感覚に陥りました。高石さんがセツさんに化けて、セツさんが高石さんに化けて、目の前に現れたような…」と印象をつづり、「皆さんにも是非出会って欲しいヒロインです。来年の秋をお楽しみに」と呼び掛けた。

 本作は、島根で生まれ育ったヒロイン・松野トキがつまずきながらも前向きに生きていき、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師と出会い、“怪しい話好き”という共通点から次第に心を通わせていく。実在の人物である松江の没落士族の娘・小泉セツ(1868-1932)をモデルとしているが、大胆に再構成して登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。原作はなく、脚本はふじきみつ彦氏が手掛ける。

 ヒロインのモデルとなった小泉セツ(1868-1932)は、松江藩家臣の小泉家の次女として生まれ、直後に稲垣家の養女になる。没落した家を支えるため11歳から織子として働く。1886年に結婚するも一年で夫は出奔。その後、松江に英語教師として赴任してきたラフカディオ・ハーン(小泉八雲/1850-1904)のもとで住む込みで働くようになり、当時珍しかった国際結婚をする。再話文学の語り手として、ハーンの著作に大きく寄与した。

 連続テレビ小説は、橋本環奈が主演の『おむすび』を放送中。25年前期は今田美桜が主演の『あんぱん』が放送される。

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