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70歳・石田純一、千葉で焼肉店経営の今 絶頂期は年収3億円も収入激減「ゴルフの会員権、車、家、全部売りました」

ORICON NEWS / 2024年10月29日 14時43分

石田純一(C)AbemaTV,Inc.

 俳優の石田純一(70)が『ABEMAエンタメ』に出演し、現在の様子を公開した。

【動画】70歳・石田純一、千葉で焼肉店経営の今

 現在、石田は千葉・船橋市で焼肉店「炭火焼肉ジュンチャン」を経営し、東京の自宅から電車で通う日々を過ごしている。石田は「夜10時半のラストまでお店にいます。そして、11時25分発の最終電車に乗って、自宅に着くと深夜1時。だから、自宅まで1時間半かかります」と語り、自宅から離れた土地を選んだ理由を「1000円でベロベロになれるようなすごく安くて、美味しいお店が船橋に多いんです。夕方からみんな飲んで酔っ払っているところがいいなって。僕も来ていたし、そういうところを最初から狙っていた」と明かした。



 石田は店でホール業務を担当。芸能人であることを忘れさせるような働きぶりで、自ら客をもてなしていた。番組スタッフが「こういうアルバイトをしてたことあるんですか?」と向けると、石田は「僕が役者として世間に認められるまでは、10年かかりました。それまではアルバイトして食ってましたね」と返答し、苦節十年でドラマ『抱きしめたい!』でブレイクした当時について「岩城滉一さんに『お前な、今が一番いい時だぞ』って言われました。『半分妬みもあるけど、なんだかんだ言われてつらいよ。だから今を楽しんどけ』ってね」と回想した。

 番組スタッフが「時には楽しみ過ぎちゃったことも?」と聞くと、石田は「ははは」と笑い声を上げて、「びっくりするぐらいお金が入ってきちゃった。年収は全部足して3億円ぐらいだったかな?でも、使う暇がなかった。寝る暇がないくらいだったので」と激動の日々を振り返った。

 俳優のほかにも、“プレイボーイキャラ”としてバラエティー番組でも活躍。しかし、現在はメディア出演が激減し「CMは9本あったのが1本になり、テレビのレギュラーは3つすべて無くなりました。何が悪いかは想像でしかないけど、コロナ禍で出歩いたとか、その対応が悪かったとか、そういうのは言われても仕方ないです」としつつも、「このことで人格否定されるのはいいけど、人生まで否定されたらちょっとつらい」と本音を吐露した。

 収入面にも触れ「全然落ちてますよ。ゴルフの会員権、車、家、全部売りましたよ」と明かし、「戦争反対のデモに参加する前に、奥さんに『収入が半分になるかもしれないけど、どうしても俺は行かなきゃいけない』と言った。実際には半分じゃなくて、10分の1になりました」と赤裸々に語った。

 プライベートでは2度の離婚を経て、2009年にプロゴルファーの東尾理子と結婚。現在は3人の子どもたちと暮らしている。家族について、石田は「当たり前だけど、可愛くて仕方ない。みんなクソ生意気だけど、俺と理子の子だからしょうがないね(笑)。今が1番楽しいかもしれないですね」と目を細めた。また、前妻との間に生まれた娘で女優のすみれとは家族ぐるみの交流が続いているそうで、石田は「すみれちゃんから『パパ、ちゃんとお父さんやったことがないんだから、今度はちゃんとやってね』って言われました(笑)」と告白。その上で、「“出直し”はいつでもできるけど、“やり直し”はできない。若気の至りで調子に乗ってしまって、妻とすみれちゃんを傷つけてしまったことは本当に申し訳なかった。今だったら何とでも言えるけど…」と後悔の言葉を口にした。

 また、石田は「毎朝6時半に起きて子どもたちを送り届け、焼肉店から自宅に帰るのが深夜1時。体がもつかな?って思うんですけど(笑)」と話すと、番組スタッフは「正直、もう働かなくていいんじゃないですか?」と質問。石田さんは「そうそう。そこなんですけどね…。もうここだから言うけど」と切り出し、「食うために焼肉店を始めてます。『“いらっしゃいませ”って言えるかな?』ってちょっと考えたこともあるけど、もうプライドを捨てるしかない。食べるために、子どもたちを養うために、お店をやっているわけだから」と前を向いた。

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