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2025年度後期朝ドラ『ばけばけ』ヒロインは高石あかり 2892人からオーディションで選出

ORICON NEWS / 2024年10月29日 15時0分

2025年度後期連続テレビ小説『ばけばけ』でヒロインを務める高石あかり(C)NHK

 2025年度後期の連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロイン・松野トキを、映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズなどで注目される俳優・高石あかり(高=はしごだか)が演じることが発表された。

【写真】着物姿で登場した高石あかり

 『ばけばけ』のヒロインオーディションは2024年6月から募集を行い、2892人という『あんぱん』『カムカムエヴリバディ』に次いで3番目に多い応募人数を集めた。書類選考、動画選考、面談、カメラテストなどを経て、9月にヒロインが決定した。

 高石あかりは2002年12月19日生まれ、宮崎県出身。2019年より俳優活動を本格化し、2021年に映画「ベイビーわるきゅーれ」で主演を務め話題となり、2023 年には出演作品での演技が評価され、第15回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を獲得。



 主な出演作に、映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ『わたしの幸せな結婚』『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』『きみの色』、ドラマ『生き残った6人によると』『墜落JK と廃人教師』シリーズ『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』などがある。NHKでは夜ドラ『わたしの一番最悪なともだち』に出演。公開待機作に、映画『スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナルハッキングゲーム』(11月1日)、映画『私にふさわしいホテル』(12月27日)、映画『遺書、公開』(2025年1月31日)などが控えている。

 本作は、島根で生まれ育ったヒロイン・松野トキがつまずきながらも前向きに生きていき、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師と出会い、“怪しい話好き”という共通点から次第に心を通わせていく。実在の人物である松江の没落士族の娘・小泉セツ(1868-1932)をモデルとしているが、大胆に再構成して登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。原作はなく、脚本はふじきみつ彦氏が手掛ける。

 『ばけばけ』制作統括を務める橋爪國臣氏は「オーディションでカメラの前に現れた高石あかりさんを見て、私たちが探していた『松野トキ』がそこにいる!と感じました。高石さんの自然な演技は、実際に生きているトキそのもの。お芝居の力はもちろん、内に秘めた繊細な感情表現に、現場にいたスタッフみんなが心を奪われました。トキは、決して華やかなキャラクターではありません。悩み、迷いながらも、明るく自分らしく生きていく女性です。高石さんは、そんなトキに命を吹き込んでくれると思います」と期待を寄せている。

 連続テレビ小説は、橋本環奈が主演の『おむすび』を放送中。25年前期は今田美桜が主演の『あんぱん』が放送される。

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