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高石あかり、21歳で“小4の夢”実現「あなたの朝ドラヒロインになっている姿を見たい」 落選した作品名も明かす

ORICON NEWS / 2024年10月29日 15時39分

“小4の夢”を実現したと語った高石あかり (C)ORICON NewS inc.

 NHK大阪放送局は29日、来秋スタートの2025年度後期(大阪制作) 連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロイン役に高石あかり(21、※高=はしごだか)が決まったと発表した。高石が、大阪市内の同局で会見に臨んだ。

【写真】会見で号泣…朝ドラヒロイン決定を喜ぶ高石あかり

 白の和装で登場するや涙をぬぐった高石が、“朝ドラヒロイン”の夢をかなえた。家族にも秘密にして「このURLを見てください」と会見を案内したという。会見の模様は全国中継され、会見場となったスタジオには大阪放送局の局員らが集結して、新ヒロイン誕生を祝った。

 高石は、歴代作品のヒロインの「乗り越えようとする姿」に共感。自身についても、これまでの仕事を「すべて楽しかったと終えている」と振り返り、「大変なこともあるでしょうけど、またこうして楽しかったと言いたい」と前だけを向いた。



 これまで『舞いあがれ!』『あんぱん』のオーディションに挑戦し、落選。3度目となった今回は、2892人の中から選ばれた。

 小学4年生の頃、担任の教師が「あなたの朝ドラヒロインになっている姿を見たい」と言ってくれたという。「それだけを夢見て、今ここに立たせていただいている」と感無量で、司会の小山径アナは「すごいですね、夢を本当にかなえちゃうって」と驚き。高石は「信じられない。感謝しかない」と喜びと決意を伝えていた。

 『ばけばけ』は、連続テレビ小説第113作目となり、『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』『デザイナー渋井直人の休日』『きょうの猫村さん』をはじめ、演劇ユニット「切実」、舞台「muro式」などの脚本家・ふじきみつ彦氏が、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻・小泉セツさんをモデルにフィクションとして書き下ろす。

■『ばけばけ』
明治時代の松江。松野トキ(まつの・とき)は、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子。松野家は上級士族の家系だが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗し、とても貧しい暮らし。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごす
極貧の生活が続き、どうしようもなくなったトキのもとに、ある仕事の話が舞い込む。松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事です。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意。その外国人教師はギリシャ出身のアイルランド人。小さい頃に両親から見放されて育ち、親戚をたらい回しにされたあげく、アメリカに追いやられ、居場所を探し続けて日本に流れ着いたのだった。
トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされる。ところが、互いの境遇が似ていることに気が付き、だんだんと心が通じるようになる。しかも、2人とも怪談話が好きだった。
へんてこな人々に囲まれ、へんてこな2人が、夜な夜な怪談話を語り合うへんてこな暮らしが始まる。

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