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『探偵!ナイトスクープ』西田敏行さん、「局長賞」選んでいた! 追悼回で厳選3作品放送へ

ORICON NEWS / 2024年10月30日 6時30分

11月1日放送『探偵!ナイトスクープ』「二代目局長・西田敏行さん追悼総集編」より(C)ABCテレビ

 11月1日放送のABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』(毎週金曜 後11:17 ※関西ローカル)は、10月17日に亡くなった二代目局長・西田敏行さん偲ぶ「二代目局長・西田敏行さん追悼総集編」を送る。実は、西田さんが局長時代、探偵とスタッフとの忘年会で「局長賞」として選んでいた。そのVTRから、厳選した3作品を届ける。

【番組カット】喪服姿で西田敏行局長との思い出を振り返る増田紗織アナウンサーら

 これまで公にされていなかったが、西田さんは局長時代、探偵とスタッフとの忘年会で、その年のベストVTRを「局長賞」として選んでいた。放送ラインナップは「10年以上口をきいていない父と母」(竹山隆範探偵、2013年4月5日放送)、「97歳のマジシャン」(桂小枝探偵、2003年12月19放送)、「レイテ島からの手紙」(田村裕探偵、2011年1月7日放送)。



 「10年以上口をきいていない父と母」は、奈良県の男性(当時18)からの依頼で、10年以上、母と口をきいていない父の理由を解明し、できることなら夫婦が仲良く会話する姿を見てみたい、というもの。意外な展開に西田局長が号泣し、探偵たちも全員涙した。

 「97歳のマジシャン」は、番組にもたびたび登場した「現役最高齢のマジシャン」が出演。2000年に「現役最高齢マジシャン」として登場した元気なマジシャンが番組2度目の出演で、新技を披露。スタジオを感激と爆笑の渦に巻き込んだ。

 「レイテ島からの手紙」は、大阪府の男性(当時65)からの依頼。新婚5ヶ月で召集され、フィリピンのレイテ島に出征した父は、依頼者が生まれた時にはすでに戦死していた。母も5年前に他界。母の遺品を整理していて、出征した父からの手紙を2枚見つけた。かなり磨り減ってしまっており、1枚は何とか読めたが、もう1枚はほとんど読めない。しかし、その中に「身重であるお前」と読める箇所を発見した。父は母が私を身ごもっていたことを知っていたのか。それとも、知らずに逝ってしまったのか。父の手紙をなんとか判読してもらえないか、というもの。西田局長は、依頼文が読み上げられた段階から早くも涙を流す。局長や探偵たちが依頼者に寄り添った、心揺さぶられる感動作。

 スタジオの局長席には穏やかな笑顔の西田局長の写真が飾られ、その横には、二代目秘書の岡部まり、三代目秘書の松尾依里佳、そして、探偵たちと現秘書の増田紗織アナウンサーが喪服姿で整列して送る。

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