水谷豊、日本映画初のドルビーシネマ作品の監督として表彰「幸せと興奮に包まれています」
ORICON NEWS / 2024年11月1日 12時21分
「Dolby Cinema Japan Awards 2024」で初Dolby Cinema賞(実写映画部門)を受賞した映画『轢き逃げ ―最高の最悪な日-』の水谷豊監督 (C)ORICON NewS inc.
俳優の水谷豊が、監督を務めた2作目で、自身にとって初めて脚本も手がけた映画『轢き逃げ ―最高の最悪な日-』(2019年)が、「Dolby Cinema Japan Awards 2024」で初Dolby Cinema賞(実写映画部門)を受賞。10月31日、東京・丸の内ピカデリードルビーシネマで開催された表彰式に出席した。
【画像】「Dolby Cinema Japan Awards 2024」そのほかの写真
同アワードは、日本のコンテンツ産業の国際的な発展と鑑賞体験の劇的な向上に貢献し、Dolby Vision/Dolby Atmosで制作された作品と製作者に賞を贈り、業界全体のさらなる成長や発展を促進する目的で開催された。
初Dolby Cinema賞は、新しい技術に果敢に挑戦し、日本で初めてドルビーシネマとして作られた作品をジャンルごとに表彰するもの。『轢き逃げ ―最高の最悪な日-』は、日本映画で初のドルビーシネマ規格作品だった。当時の日本にはDolby Visionの映画を制作する設備がなく、米国のハリウッドにあるドルビーマスタリング施設に出向いて仕上げを行った。
水谷は、映画公開から5年以上も経ってからの表彰に「想像もしていなかったことです。それだけに今、幸せと興奮に包まれています。友人のタップダンサー、HideboHさんのショーを見に行った時、HideboHさんと親交のあるドルビージャパンの大沢(幸弘)社長にお目にかかったのが運の尽きでした。言葉を間違えました。幸運の始まりでした」と、ジョークを交えながら「関わったスタッフ全員が幸せを感じる日になりました」と感謝を伝えた。
表彰式には水谷のほかに、出演した俳優の小林涼子、撮影監督の会田正樹氏、プロデューサーの遠藤英明氏(テレビ朝日)が出席。プレゼンターは、ファッションデザイナーのコシノジュンコが務めた。
■「Dolby Cinema Japan Awards 2024」受賞者・作品一覧
初Dolby Cinema賞 実写映画部門:『轢き逃げ ―最高の最悪な日-』
初Dolby Cinema賞 舞台作品部門:ゲキ×シネ『偽義経冥界歌』
初Dolby Cinema賞 新作アニメ部門:劇場版『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』
初Dolby Cinema賞 音楽ライブ部門:『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』
特別賞:『君たちはどう生きるか』
特別賞:『ゴジラ-1.0』
特別賞:『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』
特別賞:『BABYMETAL LEGEND ― 43 THE MOVIE』
特別賞:『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
特別賞:サカナクション
特別賞:東映株式会社
特別賞:株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス
特別賞:『SHOGUN 将軍』
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