中村鷹之資&濱田龍臣、真面目なあいさつに「普段そんな…」と若月佑美からツッコミ
ORICON NEWS / 2024年11月2日 19時30分
歌舞伎役者の中村鷹之資(25)、俳優の濱田龍臣(24)が2日、都内で開かれた舞台『有頂天家族』ゲネプロ公開に参加。囲み取材に応じ、明日から上演する舞台への意気込みを語った。
【写真】ミステリアスな雰囲気を漂わせた黒の和装で登場した若月佑美
主人公・下鴨矢三郎を演じる中村は「歌舞伎外の舞台は初めて。何が不安なのか分からないくらい、なにもかもが不安です」と、読み合わせの際には台本を持つ手が震えたことを回想しつつ、「キャストの皆さんが温かく迎えてくれて稽古場の雰囲気になじむことができて、明日初日を迎えることができました。初めての挑戦ですが、“おもしろきことはよきことかな”と思ってもらえるかなと思います」とあいさつした。
また、ダブルキャストで同じく下鴨矢三郎役の濱田は「スタッフさんをはじめ、キャストが持ってきた『有頂天家族』のキャラクター像だったり、熱いものを1ヶ月間練りに練って、新橋演舞場というすてきな舞台で披露させていただけるのが、ようやく明日から」と意気込み。「(中村とは)年齢が近いのもあって仲良くしていただいて、Wキャストならではのセリフの言い方や立ち振る舞いの細かいところまで練りながら役を作ってこれた」と振り返り、「ぜひ、劇場に足を運んでもらって、“おもしろきことはよきことかな”と思ってもらいたい」と呼び掛けた。
2人の後にコメントを振られた若月佑美(30)は、演じた弁天役と悩ませながら向き合ったことを語るものの「主演の2人のあいさつがとてもかっこよくて。普段そんな…」と一瞬言い淀み、「もちろん普段もかっこいいんですけど」とリカバリー。「すごくムードメーカーでお2人が楽しく現場を作っていただいたので、今日まで楽しく稽古させていただくことができました」と笑顔を見せた。
シリーズ累計55万部に上る森見登美彦の人気小説『有頂天家族』をストレートプレイとして舞台化した。下鴨神社の境内に暮らす、狸一家をめぐり、狸・天狗・人間が京都で繰り広げる大騒動。奇想天外、波乱万丈でありつつ、愛深き物語となっている。
あす3日から11日まで新橋演舞場、16日から23日までは南座(京都市東山区)で上演されるほか、30日から12月1日の御園座(名古屋市中区)では濱田の主演で公演が行われる。
そのほか、渡部秀(33)、池田成志(62)、相島一之(62)、檀れい(53)、劇作家のG2氏(65)も囲み取材に応じた。
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