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河合優実、『ルックバック』共演の吉田美月喜の“後ろ姿”から奮起「勇気をもらっていた」

ORICON NEWS / 2024年11月2日 12時31分

映画『ルックバック』舞台あいさつに登壇した河合優実、吉田美月喜 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の河合優実、吉田美月喜が2日、都内で行われた第37回東京国際映画祭・映画『ルックバック』舞台あいさつに押山清高監督とともに参加した。

【写真】河合優実&吉田美月喜のソロショット

 『チェンソーマン』作者・藤本タツキ氏が描く『ルックバック』は、小学4年生の藤野と不登校の同級生・京本2人の漫画を通した成長ストーリーで、ある日、すべてを打ち砕く出来事が起きる。2人が描いた4コマ漫画が学年新聞に掲載されてから始まる青春物語で、中学生、高校生…と2人の人生を描いている。

 ともに声優初挑戦となった今回、押山監督は2人のオーディションでの起用理由について「2人とも僕の想像以上の声。河合さんはテープの最初の一言でこの子すごくいいなと。ふてくされた藤野がかわいらしい。存在感に満ちてていていいな、と思いました。吉田さんはすごく自信なさそうに思った。本人はどうかわからないけど声から聞いた感じが不器用そうに聞こえて。京本の自信のないキャラクターにぴったりだと2人を選びました」と話した。



 アフレコでは、河合いわく「声優さんがどのようにアフレコしているかわからないんですけど、一緒にブースにいたら2人で順番、交代で声をあてていた」そうで「私たちの前にマイクがあるので、美月喜ちゃんの顔は見えないんですけど、後ろ姿から伝わってくる気迫、一生懸命にやっている後ろ姿に勇気をもらっていた記憶が強い」と振り返った。

 一方、吉田は「優実ちゃんもわからないことはたくさんあったと思うけど、引き出しが多い。指示されたことに声として出す対応力がすごい」と尊敬。「器用そうにみえて…というその感じが藤野の余裕、起用そうにみえるとこともある…みたいなところに運命を感じながら、私も京本を演じました」と、河合と演じた役柄との共通点を感じていた。

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