“シン”鈴村健一、手紙で熱い思い「作品が続く限り頑張ってまいります」 転勤族も『SEED FREEDOM』で友情が再燃【手紙全文】
ORICON NEWS / 2024年11月1日 20時54分
声優の保志総一朗(キラ・ヤマト役)、福田己津央監督、仲寿和プロデューサーが1日、アニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)の特別版上映第2弾記念舞台あいさつに登壇した。
【写真】待ってました!『機動戦士 ガンダムSEED FREEDOM ZERO』の制作決定を発表した保志総一朗ら
途中、この日は欠席だったシン・アスカ役の鈴村健一からの手紙が読み上げられた。そこでは久しぶりに友人から連絡が来たことが明かされ「監督を始めスタッフの皆様、転勤族でなかなか友だちとも連絡が取れなかった僕を再び友だちとつなげてくださってありがとうございます(笑)」と感謝。さらに「皆様と直接お会いして作品の魅力を分かち合えませんが、きっと今そこにはお客さんがニコニコしている素敵な景色が広がっていることだと思います。その場にはおりませんが、感謝の気持ちは精いっぱい送ります!」と熱い思いを伝えると「さらに感動を届けられる作品が続く限り頑張ってまいります」と誓っていた。
イベントでは、新規映像だった特別版映像で『機動戦士 ガンダムSEED FREEDOM ZERO』の制作決定がサプライズで発表された。福田監督は「僕の作業は、ほぼ終わってます。なぜなら20年前にできているから」と明かし、「皆さんが『FREEDOM』を応援してくれたおかげだと思います」と新作の制作が決定したことを感謝していた。
『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。
これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し、最高視聴率8.0%を獲得。さらに小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、“新世代のガンダムシリーズ”として一世を風靡した。
また、2004年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送され、前作を上回る最高視聴率8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、音楽、イベントなどテレビアニメシリーズの枠を超えて、日本中を席巻した人気作品となっている。
シリーズの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のストーリーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となり、戦いが続く世界でキラやアスラン、シンたちの新たなストーリーが展開され、5月に全国的な上映が終映となり、興行収入49億円、動員290万人を突破した。その後“期間限定の特別版”として500カット以上の本編映像をアップデートした。第1弾は9月20日から10月31日まで、第2弾はきょう1日から11月14日まで劇場で上映。第1弾、第2弾で異なるエピローグカットが追加される。第1弾の上映が始まり、興行収入50億円、観客動員300万人を突破した。
■鈴村健一の手紙全文
ご来場の皆様へ
『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』再びの公開おめでとうございます。そして、興行収入50億円、総動員数300万人突破の大成功を心よりお祝い申し上げます。
参加されたスタッフの皆様の情熱がこの成果を生み出し、そこに参加させていただけたことに深く感謝しております。
映画公開後、しばらく連絡を取っていなかった友人や知人からも「面白かった」「最高だった」といった熱すぎるメッセージが届き、改めてこの作品の影響力を実感しました。「待ってた甲斐があった!スタッフの皆さんによろしくお伝えください」とも言われております。監督を始めスタッフの皆様、転勤族でなかなか友だちとも連絡が取れなかった僕を再び友だちとつなげてくださってありがとうございます(笑)。
今回の舞台あいさつに参加できなかったことが非常に残念です。皆様と直接お会いして作品の魅力を分かち合えませんが、きっと今そこにはお客さんがニコニコしている素敵な景色が広がっていることだと思います。その場にはおりませんが、感謝の気持ちは精いっぱい送ります!
『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』は、壮大な世界観の物語とともに、人間の深い葛藤や成長を描いています。皆様がこの作品を通じて感じた感動や興奮が、声優陣の演技を通じてしっかりと伝わっていることを願っています。
これからも、皆様の期待に応え続けられるよう、さらに感動を届けられる作品が続く限り頑張ってまいります。今回の舞台あいさつが、皆様にとって特別な思い出となることを願っています。
本日は本当にありがとうございました。
次回はぜひ、皆様と直接お会いできる日を心待ちにしています。
どうぞ、これからも『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』の応援をよろしくお願いいたします。
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